通訳日記 ザックジャパン1397日の記録 Sports Graphic Number PLUS

矢野大輔

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784160082045
ISBN 10 : 4160082041
フォーマット
出版社
発行年月
2014年11月
日本
追加情報
:
413p;19

内容詳細

19冊にのぼる大学ノートに綴られた1397日間の「通訳日記」。
そこには、今まで明かされることのなかったザッケローニ監督の真意や選手たちとの対話が克明に記されていた。
日本代表通訳就任からブラジルW杯後のザックジャパン解散まで、世界を驚かせるために挑んだ激闘の日々を完全公開。
ザックジャパン4年間の“真実”がここに浮かび上がる――。

I ザックジャパン誕生 2010―2011

1 日本代表通訳就任「日本に戻る準備はできたか?」
ザッケローニ新監督就任のニュース/監督からの電話/初めての記者会見 ほか

2 ザックジャパン始動「初陣アルゼンチン戦の金星」
「興味深い」を連発する監督/監督と本田圭佑の初対話/「今まで誰もやってないことをやろう」 ほか

3 アジア杯優勝「このチームの伸びしろは計り知れない」
「攻撃も守備もできるボランチが欲しい」/「シンジはデル・ピエロに似ている」/「トップ下をやりたいのは分かる」 ほか

4 東日本大震災とチャリティーマッチ「日本は止まることを知らない国」
チャリティーマッチの意義/「家長を毎日指導したい」/「マヤはイタリアのBIG3に行ける」 ほか

5 W杯アジア3次予選突破「目標に向けての第一歩に過ぎない」
「モウリーニョになれ」/「世界を驚かせるためには3?4?3だ」/岡崎は代表に不可欠な武器 ほか

6 W杯アジア最終予選「今のままでは強豪に太刀打ちできない」
「いいか、試合は中盤次第なんだ」/キャプテン長谷部の進言/「マンUに残り続ける方が遥かに難しい」 ほか


II 世界との距離を詰める 2012 - 2013

7 欧州遠征vs.フランス&ブラジル「真の強者と戦うことで実力がわかる」
フランスの地でフランスを倒す/監督と長谷部の面談/「これこそが夢舞台だ」 ほか

8 ブラジルW杯出場決定「我々のサッカーをすれば何も問題ない」
圭佑のパーソナリティ/キャプテンの提案/「私自身が反省しなくてはいけない」 ほか

9 コンフェデレーションズ杯「世界との差をこの1年間で詰める」
圭佑の誕生日/「我々は攻守を11人でやる」/「メンタル面で2つの課題がある」 ほか

10 東アジア杯と新戦力台頭「できない選手に『やれ』とは言わない」
嬉しい33歳の誕生日/圭佑へのアドバイス/「何も“地球を壊せ"とは言っていない」 ほか

11 東欧遠征vs.セルビア&ベラルーシ「ミンスクの夜のHHEミーティング」
3?4?3のおさらい/決定力不足を大いに嘆く監督/「成長できないと本当に考えているのか」 ほか

12 欧州遠征vs.オランダ&ベルギー「勝つべくして勝った試合だった」
「チームの方向性を決めるのは私である」/3-4-2-1対4-3-3/「今日から4-2-3-1に戻す」 ほか


III ブラジルW杯で世界を驚かせるために 2014

13 W杯日本代表メンバー選考「発表前夜にかけた主将への電話」
リハビリの長谷部と面談/55人の代表候補リスト/大迫のスーパーゴール/23人が決まった瞬間 ほか

14 指宿合宿&アメリカ合宿「ハセはこのチームにとって大切すぎるんだ」
「ヨシトは王様か?」/「中盤に怪物がいる」/「最後の最後まで君を待つ」 ほか

15 ブラジルW杯「我々のサッカーを全員で信じてやろう」
本田圭佑発案の卓球大会/遠藤保仁の後継者/「一番のミスを犯したのは私だ」/サプライズの休息と外食 ほか

エピローグ ザックジャパン最後の一日「最高の時間を過ごすことができた」

ザックジャパン全戦績&全招集リスト

【著者プロフィール】 
矢野大輔(元日本代表通訳)
1980年7月19日、東京都生まれ。セリエAでプレーするという夢を抱き、15歳でイタリアに渡りトリノの下部組織でプレー。22歳でトリノのスポーツマネジメント会社に就職。
デル・ピエロを始めとするトップアスリートのマネジメントや企業の商談通訳やコーディネイトに従事する。2006年から2008年にトリノに所属した大黒将志の通訳となる。
2010年9月、ザッケローニ日本代表監督就任に伴いチーム通訳に。ブラジルW杯終了後、監督の退任とともに代表チームを離れた。


【著者紹介】
矢野大輔 : 1980年7月19日、東京都生まれ。15歳でイタリアに渡りトリノの下部組織でプレー。22歳でトリノのスポーツマネジメント会社に就職。デル・ピエロを始めとするトップアスリートのマネジメントや企業の商談通訳やコーディネイトに従事する。2006年から2008年にトリノに所属した大黒将志の通訳となる。2010年9月、ザッケローニ日本代表監督就任に伴いチーム通訳に。ブラジルW杯終了後、監督の退任とともに代表チームを離れた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • ゆにこ さん

    長谷部さんのキャプテン能力の高さが凄い。本戦に行けなかったメンバーに矢野さんが電話する場面は胸が熱くなった。ザックさんは気配りの人だったなぁ。

  • aika さん

    ザッケローニ監督のプロフェッショナルとしての責任感と覚悟と謙虚さ、そして人間性の素晴らしさが、通訳の矢野さんの目線を通して全面に溢れていました。誰よりも選手に期待し、どこまでも彼らを信じ抜く温かな眼差し、日本を愛してくれたこと、読んでいて嬉しい気持ちになりました。確かにW杯は残念な結果に終わりましたが、日本代表がこの悔しさを糧に、更なる飛躍をしてくれることを願ってますし、それがザックさんの願いだとも思います。ザックさんを一番近くで支え続けた、矢野さんだからこそ伝えられることなんだなあとしみじみ思いました。

  • coco さん

    元日本代表監督ザッケローニ監督の通訳を務めた著者が4年間書き続けた日記。テレビやネットなどを通してしか知りえなかった当時の状況の裏側がとても興味深い。監督と選手・スタッフとのやり取りなど組織運営の大変さがひしひし伝わってくる。監督の気遣いの細やかさには驚きと尊敬。濃密な4年間だったことが強く感じられる分、ブラジルW杯の結果はとても悔しく残念。。

  • ランフランコ さん

    今、2018年ワールドカップ最終予選真っ盛りですが、1世代前のザックジャパンの記録。ザッケローニは素晴らしい人物だ。ワールドカップで結果が出なかったことは残念だがチームのポテンシャルは歴代最強だったと思う。本田圭佑のパーソナリティも強烈。彼のメンタルは日本代表に不可欠だ。残念ながらワールドカップメンバーから外れた選手たちに電話でねぎらう場面がある。このシーンはこの本の一つのクライマックスだと思う。そのやりとりには涙が出た。ザックの言葉「晴れた日には上を向いて歩くんだ」実にいい言葉だ。

  • しーふぉ さん

    外国人監督にとっては非常に重要な存在の通訳から見たザックジャパンの4年間。ザッケローニさんの人柄がとにかく素晴らしい。日本を愛し、日本の選手に対するリスペクトを感じた。W杯で良い成績を取らせてあげたかった。

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矢野大輔

1980年7月19日、東京都生まれ。セリエAでプレーするという夢を抱き、15歳でイタリアに渡りトリノの下部組織でプレー。22歳のとき、トリノのスポーツマネジメント会社に就職。アレッサンドロ・デル・ピエロをはじめとするトップアスリートのマネジメントや企業の商談通訳、コーディネイトに従事する。2006年

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