孤独のすすめ 人生後半の生き方 中公新書ラクレ

五木寛之

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784121505859
ISBN 10 : 4121505859
フォーマット
出版社
発行年月
2017年07月
日本
追加情報
:
181p;18

内容詳細

老いにさしかかるにつれ、「孤独」を恐れる人は少なくありません。体が思うように動かず、外出もままならない。訪ねてくる人もおらず、何もすることがなく、世の中から何となく取り残されてしまったようで、寂しく不安な日々。けれども、歳を重ねれば重ねるほど、人間は「孤独」だからこそ豊かに生きられると実感する気持ちがつよくなってくるのです。

目次 : 第1章 「老い」とは何ですか/ 第2章 「下山」の醍醐味/ 第3章 老人と回想力/ 第4章 「世代」から「階級」へ/ 第5章 なぜ不安になるのか/ 第6章 まず「気づく」こと

【著者紹介】
五木寛之 : 1932年福岡県生まれ。生後まもなく朝鮮にわたり、47年に引き揚げる。52年早稲田大学露文科入学。57年中退後、PR誌編集者、作詞家、ルポライターなどを経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年『青春の門 筑豊篇』ほかで吉川英治文学賞を受賞。また英文版『TARIKI』は2001年度「BOOK OF THE YEAR」(スピリチュアル部門)に選ばれた。02年菊池寛賞を受賞。10年に刊行された『親鸞』で毎日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あすなろ さん

    下山の思想に嫌老感。超高齢社会ならではの産業活性化。今を捉えてままよと生きる方策を探す五木氏の著作。登山で下山は重要な力いる行為。今の日本はそれを行なっているがその思想は持ち得ているか?嫌老感の蔓延、空気感が老人階級と称されているが、鬱憤が爆発しないか?老人が社会参画し貢献が要では?例えば年金を貰っていて車で突っ込むTVニュースを見た若者はどう捉えるか等考える時。それに不満言うならば、老人ならではのアイデアで良きクルマや意見や発想を展開すべきでそれが社会参画では?と問う。舌鋒鋭い面あるが興味深い意見が多い

  • zero1 さん

    【斜陽の国、日本】を老いと重ねる著者。孤独を楽しみ前向きの呪縛から解放される生き方は逆説的。老いは諦めで下山を意味する。多くの人は登ることばかりで下山について考えない。後半は【嫌老】と世代間闘争の恐れについて述べる。老人は選挙権や年金を放棄すべきと著者は主張(後述)。今の日本が危機を見ない【心配停止】状態だとの見解。【老人産業】で日本の巻き返しはあるのか?📚️薄い新書なのですぐ読める。ただ内容については疑問あり。

  • ちゃとら さん

    人生の四つの季節。人生の後半戦は諦めることが必要。諦めるとは、明らかにきわめる事。日本も下山の季節に入っている。興味深い面白い本だったが、ラストで癒しは回想と言っている事に違和感を感じた。80代後半になるとそうなるのか⁈B.OFFで入手したこの本。所々にふにゃふにゃな線が引かれていた。私の嫌いな書込み、しかもふにゃふにゃ🌀この手の本に書き込みが多い💢ストレスになるので、この本は手放そうと思います。

  • びす男 さん

    4人に1人は高齢者の時代。「折り返し地点」を過ぎた後半生をいかに楽しむか。著者は「孤独を喜べるかどうか」が大事だと唱える■前半は、老いに抗うだけが全てではないと、無理のない選択肢を示す。後半は、高齢者という「階級」に反感以上の「憎しみ」が向けられる未来を防ぐための、より社会性ある内容だった■若干タイトルから乖離していく感じもし、「投票権を委譲してみては」「シルバービジネスの主導権を握れ」と、活躍するべきか、引き下がるべきか、よく分からない面も。ただ、本はあくまで人の生きる肥やし。何を選ぶかは読者次第だ。

  • さおり さん

    なんか、途中から難しかった。五木さんによると、50過ぎたら後半戦らしい。私、意外とまだみたい。そして、「孤独」については期待したほど詳しく書かれてなかった。んー、私が読み取れなかっただけかも。

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五木寛之

1932(昭和7)年9月福岡県生まれ。幼少期を朝鮮半島で過ごし47年平壌より引き揚げ。52年早稲田大学入学。57年中退後、編集者、作詞家、ルポライター等を経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で第六回小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で第五十六回直木賞、76年『青春の門』筑豊編ほかで第十回吉川

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