半沢直樹 アルルカンと道化師

池井戸潤

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065190166
ISBN 10 : 4065190169
フォーマット
出版社
発行年月
2020年09月
日本
追加情報
:
354p;19

内容詳細

★★「半沢直樹」シリーズ6年ぶりの最新作にして、最高傑作!★★

時はさかのぼり、東京中央銀行大阪西支店・融資課長時代のこと。
浅野支店長に屈辱の土下座をさせ、二度と這い上がれないよう奈落の底に突き落とした、その前夜。
かくも謎めいた事件が、起きていた。

半沢直樹は、とある意外な場所で、じっとその落書きを眺めていた。
モダンアート界の寵児・仁科譲の代表的なモチーフ「アルルカンと道化師」の絵だ。

ITベンチャー・ジャッカルが、資金繰りに苦しむ老舗の美術出版社・仙波工藝社を買収したいという。
融資課長として取引先の救済策を思案する半沢の前に浮上したこの買収話、
なんとも不可解な点があるのだ。
上司の支店長・浅野や副支店長・江島が半沢の意見書を無視して強引に進めようとしているこの一件、
なにか裏があるに違いない。

皮肉たっぷりにおどけるアルルカンと物悲しく微笑む道化師は、半沢に何を語りかけるのか。
解かなければならない融資の謎は、この絵の中に――!?

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7月19日放送開始ドラマ「半沢直樹」の待望の最新原作小説が、ついに登場!

『半沢直樹1 オレたちバブル入行組』の前日譚となるシリーズ原点にして、
「やられたら、倍返し!」、あの突き上げる爽快感とともに、明かされる真実に胸が熱くなる、
シリーズ最高傑作!

ユーザーレビュー

総合評価

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久しぶりの半沢直樹シリーズ。 舞台は大阪...

投稿日:2021/07/20 (火)

久しぶりの半沢直樹シリーズ。 舞台は大阪人情話。半沢直樹の真骨頂、倍返し。とは言え、ストーリーは思ったより平凡。

ヤックン さん | 岡山県 | 不明

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半沢直樹シリーズはすべて読んでいますが、...

投稿日:2021/07/04 (日)

半沢直樹シリーズはすべて読んでいますが、久々の新作。舞台が大阪で住んでいるところの近所が登場するのでイメージしやすい。良く練られていて流石です。倍返しでスッキリ!池井戸潤さんの小説は外れがありません。

ゴロウ さん | 大阪府 | 不明

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半沢直樹シリーズの第5弾です。 舞台は、...

投稿日:2021/03/16 (火)

半沢直樹シリーズの第5弾です。 舞台は、半沢直樹が東京中央銀行大阪西支店の融資課長であったころに戻ります。 前作の続きが知りたいという思いもありますが、前作ではストーリーのスケールが大きくなりすぎて浮世離れしてしまっていたので、リアリティのある作品への回帰という観点では良かったのかもしれません。 内容は銀行員の勧善懲悪ストーリーというよりは、ミステリで、これまでの半沢直樹シリーズとは毛色が違います。

もち さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    池井戸 潤は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。「半沢直樹」シリーズ6年ぶりの新作、安定の面白さ、何時ものパターンではありますが、楽しめました。どうしてもドラマの配役がちらつきます。 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/75018

  • ミカママ さん

    みなさんのレビューを拝見して納得。これは前日譚なのね。半沢の肩書とかあまり意識してなかったから。美術品云々が取り沙汰された時点で、バブル直後なのかなぁと感じてた。当時はまだ、日本中が(その価値がわかっていない輩まで)狂乱してたからな。そしてお話の筋はいつも通り(笑)ガーっと盛り上げておいて、ガガガ〜〜っとまとめてくる。タイトル(章題含め)と、なによりも装丁がカッコいい。

  • bunmei さん

    全く中央銀行の裏側というのは、これほどまでに醜い骨肉の争いによって、成り上がった連中に支配されているのかと思うと、銀行への預金を考えてしまう。テレビでは最後、頭取まで上り詰めた半沢でしたが、今回の舞台は大阪の大阪西支店、半沢はそこの融資課長。いつものごとく、保身に目が癖む悪代官の上司に目の敵にされて、二転三転する中でも、バンカーとしての誇りを忘れずに信頼を勝ち得て、その難局を切り開いていく。途中、絵画の話は、マハさんの作品を読んでる錯覚に…。熱き男・半沢が、最後は悪を跪かせる勧善懲悪なバンカー物語です。

  • ウッディ さん

    美術雑誌を扱う大阪の老舗の出版社、仙波工藝社のM&Aを巡る半沢融資課長の活躍、顧客を出世の道具としてしか考えていない小悪党たちに正義の鉄槌をふるう半沢の最後のプレゼンは爽快感抜群でした。現代アート「アルルカンとピエロ」をめぐる二人の芸術家の友情に胸が熱くなり、半沢の部下や顧客、そして杉田人事部長のように正しいことを正しいと言える人達がいることに勇気をもらえたような気がします。単なる勧善懲悪の物語ではなく、しっかりと伏線が回収され、スッキリ感も倍増です。浅野や小木曽など、雑魚キャラも健在で、面白かったです。

  • うっちー さん

    今の銀行は変わったのでしょうか?こんなコンプラではお金を預けてはいられません。

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人物・団体紹介

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池井戸潤

1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。’98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を、’11年『下町ロケット』で第145回直木賞を、’20年に第2回野間出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもので

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