鳳は北天に舞う 金椛国春秋 角川文庫

篠原悠希

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041077771
ISBN 10 : 404107777X
フォーマット
出版社
発行年月
2020年01月
日本
追加情報
:
304p;16

内容詳細

命からがら帰京した遊圭。
婚約者の明々とも再会し、ようやく祝言を、と思いきや。
遊圭を裏切り窮地に陥れた王慈仙(おうじせん)の裁判が始まり、
彼は罪状を全て否認。
歯がゆい展開に加え、今度は後宮で大事件が。
遊圭の恩人・蔡才人(さいさいじん)がある禁忌を犯し、
立場が危うくなったのだ。
彼女を支えるため、明々は後宮にとどまることに。
一方遊圭は、蔡才人の叔父の蔡大官から、
戦火の続く西方へ同行してほしいと懇願され……。
傑作中華ファンタジー!


●篠原 悠希:1966年島根県生まれ。神田外語学院卒業。プログラマー、介護職などを経て、現在ニュージーランド在住。2013年、第4回野性時代フロンティア文学賞を受賞し、受賞作を改稿、改題した『天涯の楽土』でデビュー。

【著者紹介】
篠原悠希 : 島根県生まれ。神田外語学院卒業。プログラマー、介護職などを経て、現在ニュージーランド在住。2013年、第4回野性時代フロンティア文学賞を受賞し、受賞作を改稿、改題した『天涯の楽土』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • さつき さん

    今まで政争に巻き込まれ他人の思惑に振り回され続けてきた遊圭がついに決断を下す場面は胸がいっぱいになりました。今までおぼろげにしか見えなかった玄月の思いやルーシャンの覚悟も見え、ますます盛り上がってきました。お約束の女装も楽しかったし続きが待ち遠しいです。

  • はなりん さん

    遊圭が玄月と共に王都に帰還する旅からのスタート。前巻がルーシャンが裏切るのか!?って不穏な終わりだったけど、その後の動きや策略その結末が描かれており、まだまだ予断は許さないけどひとまずルーシャンの考えがわかって一安心か?それよりも、玄月が心配!小月の正体とその身に起こった悲劇に切なくなる。玄月が無事に戻りますように!続きを早く!

  • よっち さん

    命からがら帰京した遊圭。婚約者の明々とも再会してようやく祝言をと思いきや、遊圭を裏切って窮地に陥れた王慈仙の裁判が始まり、彼は罪状を全て否認。後宮でも事件が発生する第八弾。ようやく明々とも再会したのに、王慈仙の裁判とか何とも悲しい事件もあったりするうちにまた西方に行くことになって、二人の祝言はほんと遠いですね(苦笑)これまでそのためにひたすら耐えて積み重ねて玄月の複雑な気持ちを思うと掛ける言葉もないけど、遊圭もようやくこれからすべきことも見えたようだし、この窮地を乗り切ってみんな幸せになって欲しいです。

  • しゅてふぁん さん

    玄月が不憫で仕方ない。どうか無事に遊圭と再会できますように。そして遊圭は吐くほど心配していたことをバラされて赤面するがいい。きっとこの先、遊圭は自ら危険に突っ込んで行くんだろうな。

  • すがはら さん

    何だか玄月がかわいそうになりました。主人公補正で上手くいくこと確定の遊々坊っちゃんがいつまでも不信感を吹聴しまくるのも何の布石かと気になるし。今までは苦難の中でも自分を見失わず安定したキャラだと安心して見ていたんだけど、報われなさがひどすぎてこっちまで辛い気持ちになってしまいます。どうか早く幸せを得られますように。

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篠原悠希

1966年、島根県生まれ。現在、ニュージーランド在住。2013年、『天涯の楽土』で第4回野性時代フロンティア文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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