アート･オブ･市川崑 大映傑作選 DVD-BOX 復刻版

「処刑の部屋」
克巳はU大の４年生。彼と友人の伊藤は、大学野球リーグ戦でU大が優勝した夜、歓喜と熱狂のさなかで、その夜知り合った女子学生のビールに睡眠薬を入れて犯してしまう。「俺達はしたい事をするんだ！」と行動する奔放な青春の結末は。
特典：メインスタッフ・キャストプロフィール付、市川崑監督題字メニュー画面

「満員電車」
大学を卒業した民雄は大企業のビール会社に入社し、尼崎へ赴任するが、ストレスで髪の毛が真っ白に。そんな折、両親の様子もおかしくなって…。戦後日本のサラリーマン事情を風刺する早すぎた傑作。
特典：予告篇、メインスタッフ・キャストプロフィール付、市川崑監督題字メニュー画面

「穴」
ルポライターの長子は自ら１ヶ月の失踪騒動を起こしてルポし、長子を探す懸賞を募集するという企画を週刊誌に売り込む。一方、預金横領を企てる銀行家たちが長子を犯人に仕立て上げようと画策し、事態は思わぬ展開に。若き日の石原慎太郎が出演。
特典：予告篇、メインスタッフ・キャストプロフィール付、市川崑監督題字メニュー画面

「黒い十人の女」
妻がいるのに９人もの愛人をもつテレビ・プロデューサー。たまりかねた妻と愛人たちは共謀して男の殺害を企てる。グラフィカルな構図、光と闇のコントラストが印象的なモダニスト市川崑 の真骨頂。
特典：予告篇、メインスタッフ・キャストプロフィール付、市川崑監督題字メニュー画面

「私は二歳」
ブルーリボン監督賞受賞作。都内の団地に住むサラリーマン夫婦の間に息子太郎が生まれ、一家は新たに祖母を迎えるが、太郎の病気やケガ、いたずらに振り回されて、てんやわんやの毎日に。
特典：予告篇、メインスタッフ・キャストプロフィール付、市川崑監督題字メニュー画面

「特典ディスク」
「市川崑、大映作品全１７本を語る。」
現存する予告篇（14作）を観ながら市川監督自らが大映作品全17作をふりかえる、唯一無二の超貴重インタビュー映像＋メイキング・フォト・ライブラリーを収録

長年にわたり活躍を続ける市川崑監督の作品のなかから、とくに映像美が堪能できる作品をセレクトしたBOX。さらに監督へのインタビュー映像＋大映時代の予告編がボーナス・ディスクに収録されている。(CDジャーナル　データベースより)