暗殺のオペラ 2K修復版 Blu-ray

若きベルトルッチ監督の野心あふれる『暗殺のオペラ』が蘇った。
ここまで鮮やかで、ここまで心に残る作品だったとは。― ― 坂本龍一

『暗殺のオペラ』が日本でBlu-rayやDVDになるなんて素晴らしいことだ。
だってイタリアでもまだ出てないんだからね ― ― ヴィットリオ・ストラーロ

●幻のベルトルッチ初期傑作が日本初Blu-ray＆初DVD化！
現代ラテン・アメリカ文学の鬼才ホルヘ・ルイス・ボルヘスの短編に着想を得たベルナルド・ベルトルッチが、29歳の若さでTV用に制作した傑作『暗殺のオペラ』。ファシズムの時代にレジスタンスの闘士として殺され、英雄として崇められている父の秘密を探るため、北イタリアの小さな町にやってきた一人の男。かつての父の仲間たちに会い、話を聞くうちに謎と恐怖が深まっていく……。
1971年のヴェネツィア映画祭でルイス・ブニュエル賞を受賞した本作、日本では長らく権利問題で幻となっていたが、2018年７月ついに東京で劇場再公開され、現在も全国を巡回中。そしてついに初のBlu-ray＆DVD化が実現！

●ヴィットリオ・ストラーロの至芸を超美麗2K修復版で！
『暗殺のオペラ』は、その後『暗殺の森』『ラストタンゴ・イン・パリ』『1900年』『ラスト・エンペラー』『シェルタリング・スカイ』『リトル・ブッダ』で、ベルトルッチと多くの名作を生み出すことになる名撮影監督ヴィットリオ・ストラーロとの初コンビ作。三度のアカデミー賞に輝くストラーロの作品の中でも最高に美しい映画と言われているのがこの『暗殺のオペラ』である。2018年、ローマの名門スタジオ、アウグストゥス・カラーでオリジナル・ネガから2Kスキャニング＆2K修復、３月に仕上がったばかりの素晴らしいマスターからBlu-ray＆DVD化。さらにBlu-rayには通常の画面内字幕に加え、1：1.33の画面の外の黒味に縦書き表示となる字幕もご用意。この作品の映像美が字幕に隠れることなく100％ご堪能いただけます。

●Blu-rayはMGVC採用、音声はもちろんオノ セイゲンによるマスタリング！

●24ページ ブックレット封入！（表紙：100％ORANGE描き下ろし）
1.取り下ろしインタビュー「坂本龍一、『暗殺のオペラ』とベルトルッチを語る。」
2.作品解説：中条省平

＜Blu-ray仕様＞
■画面：スタンダードサイズ
■音声：イタリア語（リニアPCM　96KHZ/24bit）モノラル2.0ch
■字幕：1.日本語字幕（画面内）　2.日本語字幕（画面外）（翻訳：山田宏一）
■本編分数：99分
■ディスクタイプ：2層ディスク
■色：カラー
■製作年/国：1970年/イタリア
■ 原題：STRATEGIA DEL RAGNO

＜特典＞
【封入特典】
24ページ　ブックレット

※仕様およびデザインは変更になる場合がございます。

＜スタッフ＞
監督・脚本：ベルナルド・ベルトルッチ
原作：ホルヘ・ルイス・ボルヘス
脚本：ベルナルド・ベルトルッチ、マリル・バロリーニ、エドゥアルド・デ・グレゴリオ
撮影：ヴィットリオ・ストラーロ、フランコ・ディ・ジャコモ
音楽：ヴェルディ、シェーンベルク

＜キャスト＞
ジュリオ・ブロージ
アリダ・ヴァリ

＜あらすじ＞
1960年代半ばの夏、青年アトス・マニャーニは北イタリアのタラという小さな町を訪れる。彼は同地で1936年にムッソリーニを暗殺しようとしてファシストに殺され、その後町の英雄として崇められた男の息子であった。父の死の真相を知るために、彼は町の人たちを尋ね歩くのだが……。

発売：株式会社WOWOWプラス
販売：株式会社KADOKAWA
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巨匠ベルナルド・ベルトルッチと名撮影監督ヴィットリオ・ストラーロが初めてコンビを組んだ幻の名作。ムッソリーニを暗殺しようとして逆に殺された男の息子が、父の死の真相をたどるうちに、謎と恐怖を深めていく。(CDジャーナル　データベースより)