木下惠介 名作選 I

「二十四の瞳」や「不死鳥」などを手掛け、小津安二郎や黒澤明と並び称される、日本を代表する映画監督のひとり・木下恵介。昭和18年の監督第1作「花咲く港」でデビューしたのち、ほぼ毎年のペースで「カルメン故郷に帰る」や「楢山節考」などを発表し、日本映画の黄金時代を築いた。
本作は、松竹キネマ90周年を記念して贈る、木下監督の功績をまとめた名作選BOX。あらゆる題材を自在にこなし、数々の名作を遺した木下惠介監督の代表的作品を選び出し、お買い得価格でリリース。

昭和初期。大石久子は新任の女教師として、瀬戸内海・小豆島の分校に赴任した。彼女が担当することになった12人の生徒たちは、最初は戸惑いを見せるものの、次第に久子に打ち解けていく。久子が足をくじいたときには見舞いにも来てくれるのだが、久子はその怪我がもとで、本校に転任することに。やがて子供たちも成長し、全員が分校から本校に通うようになったのだが…。(「二十四の瞳」)

■収録内容
・「お嬢さん乾杯!」(1949年)
・「破れ太鼓」(1949年)
・「カルメン故郷に帰る」(1951年)
・「二十四の瞳」(1954年)
・「女の園」(1954年)

監督:木下惠介
出演:佐野周二、原節子、佐田啓二、東山千榮子、村瀬幸子、阪東妻三郎、森雅之、桂木洋子、高峰秀子、小林トシ子、井川邦子、笠智衆、高峰三枝子、岸恵子、久我美子、田村高廣、月丘夢路、小林トシ子

日本映画界の巨匠、木下惠介の名作セレクション第1弾。日本初のカラー作品となった、田舎に帰郷したストリッパーが巻き起こす騒動を描いた代表作『カルメン故郷に帰る』ほか全5作を収録。(CDジャーナル　データベースより)