えっ!?潮音ちゃんがガンズを歌う!?
森ガールの代表格とも言うべき湯川潮音が、洋楽ロックの名曲たちを見事にカヴァーしたアルバム『Sweet Children O'Mine』をリリース!
映画『リンダ リンダ リンダ』で一躍注目を浴び、2004年に発売されたアルバム『逆上がりの国』(廃盤にして名盤!)がひっそりとレア盤化している湯川潮音の最新アルバムは、オアシス、ガンズ、エアロにジャクソン5と、意外としか言いようのない選曲でお届けする自身初の洋楽カヴァーアルバム。
ロンドンのカントリーサイドにある、のどかなスタジオでレコーディングされたという今作は、エンジニアやミュージシャンたちとの家族のような共同生活の中、1ヶ月に渡り行われたとのこと。
「誰が作った歌でも、私が歌う、と思って作ったら、自分の子供みたいにかわいく思えますね」と語る潮音ちゃんの言葉に、きっと矢野顕子のような、全ての曲を自分の曲に変えてしまうようなものすごいフィルターを持っているんだろうなー、と思いをはせて、新作の到着を心待ちにしている私でした。
サード・アルバムは、全曲カヴァー集。それもオアシス、ガンズなど超有名ロック・バンドの曲が中心という意外な選曲で、どれもオリジナルとはかけ離れたサウンド・プロダクションがなされている。70年代初頭のシンガー・ソングライター的な生成りのサウンドで、温かみと悪戯っぽさが同居している。(楡)(CDジャーナル データベースより)