舞-乙HiME 5

■第１２話「仮面舞踏かい？」

王子を出迎えることが、自分とのお見合いのために仕組まれたことだと耳にしたマシロは、逃げ出してしまう。国民が自分の誕生日を祝っている様子を見たいがため、市中をまた見回りに出るマシロだったが、外国からやってきたという「アキラ」と名乗る少年と出会い共に街の中を見て回ることになる。しかし、アキラと名乗った少年は、ジパングの王子・タクミだった。お互いの立場を知らないまま、一時、楽しい時間を過ごすマシロたち。一方、マシロがいなくなり慌てるサコミズ、アオイたち。そこに到着したアリカとニナは、マシロがいないということを聞きおどろく。代役を立てたらどうか、というアオイの思いつきに、怪訝な顔をするサコミズだったが、やむなくアリカを替え玉にすることにするのだった。


■第１３話「茜色の空に…」

人の目を忍び、カズヤとの逢瀬を重ねるアカネだったが、オトメになるため、どうしてもまだ一線を越えられないままでいた。カズヤとの恋とオトメになる夢の間に、板ばさみに悩むアカネ。その矢先、フロリンスの現役のオトメが引退する運びになり、その次のオトメ候補として、急遽、アカネに。との申し入れがあった。学生ながらオトメに抜擢されたアカネの話題に沸く星組の教室。しかし、アカネは胸の内に秘められた恋心との葛藤に苦しんでいた・・・。そして、オトメになることを決意し、カズヤと別れることを決心したアカネだったが、そんな二人の目の前に、突如スレイブが現れるのだった。


■第１４話「オトメのＳ・Ｏ・Ｓ」

突如湧き上がる国同士の不信感。ガルデローベの審議会でルーテシア・ロムルスとレムスの代表が激しく言い争っていた。互いに主張を譲らない両者。国境で起きた競り合いが、オトメ同士の戦闘にまで発展してしまったことにナツキは頭を痛める。世界情勢は緩やかながら、不穏な方向へと向かっていた。ナツキの命を受け出張中のシズルは、オトメ同士がぶつかり合ったルーテシアの国境付近を調査していた折、ミユと出会う。一方学園では、自国の紛争でヤヨイと気まずくなり、心中不安なミーヤの肩に、トモエが手を回し慰めの言葉を掛けるのだった。また、ナギからの指令に眉を絞るセルゲイは、情報屋のヤマダから、１４年前に風華宮で起きた事件のことを知る宮廷女官の居場所を聞き出す。

大ヒット・アニメ『舞-HiME』プロジェクトの第2弾で、恋あり友情あり美少女ありのラブ・コメディ。“オトメ”を目指す少女たちの姿を描いた、なんでもありの変身美少女アクションだ。(CDジャーナル　データベースより)