舞-乙HiME 1

第１話「ユメノ☆アリカ」
１４年前に国王が暗殺されるという事件があり、その記憶も忘れ去られようとしている王国ヴィントブルーム。そのヴィントブルームに近い砂漠を少女アリカはヴィント市を目指し、徒歩で渡ろうとしていた。一方、コーラルオトメであるニナはオープンカフェで、養父であるセルゲイを待っていた。そこに干上がった状態でどうにかたどり着いたアリカがやってくる。他に頼る当てもないアリカは、ニナの後を付いて、ヴィント市内へとやってきた。失われた技術の残る街の様子にはしゃぐアリカ。その矢先、アリカとニナはビルの屋上から落ちるマシロを間一髪で助ける。マシロは自分がヴィントブルームの王女であると素性を明かし、自らに協力することを強いる。そこにマシロの命を狙う者のスレイブ（モンスター）が姿を現す。逃げ惑うことしかできず、窮地に立たされる３人。ニナは状況を打開するべく、マシロを仮の主として契約を結び、ローブを身にまとう。オトメの能力を発揮し、応戦するニナだったが、それでもスレイブの力の前ではなすすべも無かった。そこへ・・・。

第２話「乙女の園を駆ける疾風!?（おとめのそのをかけるかぜ）」
マイスター・シズルの舞闘に見惚れるアリカ。オトメ養成学園「ガルデローベ」で、アリカは学園長のナツキに入学を懇願する。アリカの胸元にある「蒼天の青玉」に気付いたナツキは「蒼天の青玉」を持つアリカの素性を調べるため、アリカを学園で預かることにする。翌日、学園ではスレイブの出現とそれを撃退したシズルの話、そして仮とはいえ、許可もなくローブの認証と発動をさせたニナが反省房送りになった話題で持ちきりだった。昨日の件で各国の代表が集まり、審議をしている話を聞いたアリカは、学園への入学を直談判するため、審議会を目指す。が、不審者と勘違いされ学園の生徒いっせいに、追いかけられる形になってしまう。

大ヒット・アニメ『舞-HiME』プロジェクトの第2弾は、サンライズがおくる恋あり友情あり美少女ありのラブ・コメディ。“オトメ”を目指す少女たちの姿を描いた、なんでもありの変身美少女アクションだ。(CDジャーナル　データベースより)