ゲットバッカーズ-奪還屋-11

【３話収録】
■第２９話「女神の腕を奪り還せ！」
　ヘヴンの仲介料が高いともめていたＧＢの元へ怪盗クレイマンがやって来た。ミロのビーナスの「失われた腕」の奪還依頼だという。オークションに出されるその腕が本体のレプリカとつなぎ合わさればビーナスの持つ『永遠の美』は失われる。その前に奪り還してもらいたいというのだ。クレイマンの依頼を受けることにしたＧＢはオークション会場へ向かう豪華客船の出港する沖縄へと向かった。一方、ビーナスの腕は出港を待つ豪華客船で、謎の女・ヘラと護り屋、運び屋の手にあった――。
■第３０話「謎の刺客・弥勒兄弟」
　護り屋の弥勒夏彦の刃にかかり海に没してしまった蛮。船に残った銀次の前に現れたのは、「失われた腕」の運び屋として雇われていた赤屍だった。銀次に襲いかかりバトルとなるが、赤屍は「敵を・・・一人だと思わない事。いいですね？」と忠告するのだった。なんとか逃げ出した銀次は船内で迷って途方に暮れてしまうが、弥勒雪彦と名乗るやさしい青年と出会う。一方、ケガを追いながらも意識を取り戻した蛮は船を追う。そして士度と笑師も船に追い着いて・・・。
■第３１話「ヘラとカイト」
　いよいよオークション会場の軍艦島に近づく豪華客船。傷を負った蛮はライバルである士度と笑師の前で気絶してしまう。一方、銀次は護り屋達の捕虜となっていた。弥勒達のボスはヘラと名乗る人物。関節をはずされ動けない銀次だが、ヘラが無限城の近くで蛮と銀次が知り合った画家の青年、カイトの元恋人である事に気付く。カイトが描いていた壁画の女性が、目の前にいるヘラなのだという。カイトの話など聞きたくないと言い捨てるヘラは二人の過去を語り始めるのだった――。

GBの元へ怪盗クレイマンが、ミロのビーナスの「失われた腕」の奪還依頼でやって来た。オークションに出され、その腕が本体のレプリカとつなぎ合わさる前に奪り還してもらいたいというのだ。(CDジャーナル　データベースより)