THEビッグオー SECOND SEASON 6

【２話収録】
■Ａｃｔ.２３[Ｔｗｉｓｔｅｄ Ｍｅｍｏｒｉｅｓ]
　独房に入っていたベックの元にアランが訪れた。彼は、かつてベックが失敗に終わった作戦・・・ドロシーをメガデウスの起動に利用する作戦をビッグデュオで再行したいと持ちかける。気乗りしないベックであるが、死刑執行の取消しを条件に出されたことで手を組むしかないと意を決し、早速ドロシー奪取を開始する。一方、ゴードン・ローズウォーターの農場では、彼と息子のアレックスが肩を並べ、黄金色に輝く麦畑を眺めていた。父親の愛情が欲しいと請うアレックスに対し、虚ろな眼差しでしか応えないゴードン。自室に戻ったアレックスは、流れるクラシックの音楽と共にこう呟くのであった「パパ、愛してるよ・・・。」黄金色の麦畑は、真っ赤な炎に包まれようとしていた。
■Ａｃｔ.２４[Ｔｈｅ Ｂｉｇ Ｆｉｇｈｔ]
　天から現われたビッグデュオに搭乗するのは、アラン・ゲイブリエルであった。アランは、自らの体をメガデウスの機体につなげていたが、ビッグオーと激戦の末に生身の体まで飲み込まれ、再び昇天してしまったのである。その操縦席には、無機質な"ＹＥ ＧＵＩＬＴＹ"の文字が光っていた・・・。その後、ベックに奪われたドロシーを見つけたロジャーは、彼女の頭にはメモリーカードがないことに気づく。口をあけたまま微動だにしないドロシー。彼女の優秀なメモリーは、今やアレックスの手元へと奪われていた。途方にくれるロジャーを前に、パラダイムシティはますます混沌の渦にのみ込まれていくのであった・・・。

独房に入っていたベックの元にアランが訪れる。彼はドロシーをメガデウスの起動に利用する作戦をビッグデュオで再行したいと持ちかける。気乗りしないベックだが、ドロシー奪取を開始する。(CDジャーナル　データベースより)