私のあしながおじさん 7

【４話収録】
■第２５話「ふるさと・ニューヨーク」
　ジャーヴィスの招待で、ニューヨークまでシェイクスピアの舞台を見に来たジュディたち。そのスラムを訪れたジュディは、幼い頃の自分が拾てられていたベイスンアベニューへ向かう。通りでは、子供たちのいたずらで、散々な目にあうジュディだったが、そこでマーゴットという女性と知り合う。ところが、スラム育ちの気さくなマーゴットは、シェイクスピア劇では当代随一といわれる舞台女優だった。
■第２６話「明日に架ける橋」
　ジュリアとサリーは、翌年の大学受験に向けて本格的な準備を始める。ふたりの様子を見たジュディも、卒業後の進路を真剣に考えるようになった。スミス氏の援助に頼らず、自分の力で勉強を続けたいと願うジュディは、奨学金による進学という方法を知り、希望を見いだした思いだった。そんなおり、進学後の生活費を得るために仕事を探していたジュディは、町で家庭教師募集の貼り紙を見かける。
■第２７話「家庭教師は楽じゃない」
　ジュディがパターソン家で始めた家庭教師の仕事は、想像以上にたいへんなものだった。最初は、教え子のカレンとシンディも、両親の愛情に恵まれない寂しさから心を閉ざしていたが、ジュディが根気強く勉強や遊びを教えるうちに、次第にうち解けてくれるのだった。ところがその矢先、スミス氏からジュディに届けられた手紙には、家庭教師の仕事を辞めて学業に専念するようにと書かれていた。
■第２８話「無慈悲な命令」
　２年生の夏休みが近づき、ジュディたちは、ジミーといっしょにマクブライド家の別荘へ遊びに行く計画を立てていた。家族のぬくもりに憧れるジュディは、マクブライド家の人たちと過ごす許可をもらうため、スミス氏に手紙を送る。しかし出発前日の深夜、スミス氏の秘書・グリグスからジュディヘ電報が届いた。そこには、今年の夏もロックウィロー農園に行くようにという指示があるだけだった……。

ウェブスターの不朽の名作『足長おじさん』を原作に、90年に放映された世界名作劇場。全40話をDVD全10巻でリリース。(CDジャーナル　データベースより)