Devil's Bell

エンスレイヴドのギタリスト、アイス・デイルも参加するノルウェーはベルゲンのオードリー・ホーンが、4年ぶり7枚目のアルバムをリリース。ツボを心得たギターリフにどことなくオジーを思わせる哀愁たっぷりのヴォーカル。ノー・ギミック、これぞ70年代〜80年代ハードロック/ヘヴィメタルへのリアル・オマージュ！

ノルウェーはベルゲン出身のオードリー・ホーン。ベルゲンというと、バーズムやエンスレイヴドといったブラック・メタル系のバンドを思い浮かべる人も少なくないかもしれない。実際そのギタリストは、エンスレイヴドにも参加しているアルヴェ・イスダル（アイス・デイル）であるし、かつてはキング・オヴ・ヘル（元ゴルゴロス、元アバス等）がベースを弾いていたこともあった。だが、オードリー・ホーンの奏でるサウンドは、ブラック・メタル的要素は皆無。そのスタイルは、オジー・オズボーンやシン・リジィ、キッス、アイアン・メイデン等、往年のハードロック／ヘヴィメタル・バンドから大きな影響を受けたもの。ちなみにバンド名のオードリー・ホーンは、かつて大きな人気を誇ったテレビシリーズ、『ツイン・ピークス』の登場人物である。

この度、そんな彼らが4年ぶり、7枚目となるアルバム、『デヴィルズ・ベル』をリリースする。アルバム冒頭からいきなり美しいギターハーモニーが飛び出し、ガッチリとハードロック／ヘヴィメタル・ファンの心を掴む。実にツボを心得たギター・リフに、どことなくオジーを思わせる哀愁を帯びたToschieのヴォーカル。70年代〜80年代のハードロック／ヘヴィメタルが好きならば、心を動かされぬはずはない。アラフォー、アラフィフのみなさんは、あの頃が戻ってきたかのような懐かしさでいっぱいに違いない。これぞノーギミックのリアル・ハードロック／ヘヴィメタルだ！

■ 日本語解説書封入/歌詞対訳付き

【メンバー】
トーシェル・ロズ(ヴォーカル)
アルヴェ・イスダル(ギター)
トーマス・トフトハゲン(ギター)
エスペン・リーン(ベース)
キュティル・グリーヴェ(ドラムス)

(メーカー・インフォメーションより)