CD 輸入盤(国内盤仕様)

Compost

Compost (コンポスト)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CRCD3229
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Japan (国内盤仕様)
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

1970年代前半のジャズ界は、今にして思えば実に特殊な時代だった。グループが次々と解散して“個の活動”に向かったロック界とは好対照、それまで例がないほど数多くの“集団”が生まれた。いくつものバンドが生まれては消えた。その間に支持を確立して今やその存在が神格化されている連中もいれば、CD化がなかなか進まなかったためか再評価の機会を逃してしまった団体もいる。その最右翼のひとつが本作を吹き込んだコンポスト(堆肥、混合物を意味する)だろう。このグループが結成されたのは1971年のことだ。レコーディングは同年夏にロンドンで行なわれ、翌72年春に全米発売された。72年といえばマハヴィシュヌ・オーケストラが『火の鳥』、ウェザー・リポートが『アイ・シング・ザ・ボディ・エレクトリック』、リターン・トゥ・フォーエヴァーが実質的なファースト・アルバム(まだチック・コリア単独名義)を発表した年である。ジャズがロック、ラテン・アメリカやスペインの音楽と交わり、さらなる飛翔をとげようとした時代・・・その最前線に、コンポストもしっかりと位置していたのだ。メンバーはジャック・ディジョネット(ドラムス&キーボード)、ジャック・グレッグ(ベース)、ボブ・モーゼス(ドラムス)、ジュマ・サントス(パーカッション)、ハロルド・ヴィック(サックス&フルート)ハロルド・ヴィックは60年代当時よりもさらにジョン・コルトレーンへの傾倒を強く感じさせる。そんな彼のプレイが大きくフィーチャーされたのが「シンキン」だ。当時、新しいサウンドを追い求めていたジャズ・グループが使うサックスは1にソプラノ、2にアルトであった。テナーの音はジャズ・ロック系のサウンドにはヘヴィーすぎたのだのかもしれない。しかしヴィックは図太いトーンでテナーを吹く。ふたりのヴィックが多重録音で絡み合う「ハッピー・ピース」を聴くと、ここまで暑苦しいジャズ・ロックにはなかなか出会えないのではないか、という気もしてくる。いっぽう、メンバー合作の「スウィート・ベリー・ワイン」はシングル・ヒットを狙ったかのような軽快クラヴィネット・ファンク。この、なんでもありな感じも“混合物”、コンポストならではといえる。(メーカー資料より)

内容詳細

70年初頭、ジャック・ディジョネットが周辺の好奇心の強いジャズマンと組んだジャズ・ロック・バンド。これは、英国ロック環境で録音された72年第1作。清新な創造意欲、漲る。そして、そこからはマイルス電気表現が導いた何でもありな時代の空気を認めることができる。(英)(CDジャーナル データベースより)

その他のバージョン

Compost のバージョン一覧へ

  • CD

    Compost

    ¥1,612 US 盤 輸入盤 2010年11月20日発売

  • CD

    Compost

    ¥1,872 輸入盤(国内盤仕様) 輸入盤(国内盤仕様) 2016年07月27日発売

収録曲   

  • 01. Take Off Your Body
  • 02. Thinkin'
  • 03. Bwaata
  • 04. Happy Peace
  • 05. Country Song
  • 06. Sweet Berry Wine
  • 07. Funky Feet
  • 08. Inflation Blues

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