Blu-ray Disc

ツィゴイネルワイゼン【4Kデジタル完全修復版】

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TCBD1470
組み枚数
:
2
:
日本
フォーマット
:
Blu-ray Disc
監督
:
シリーズ
:

商品説明

鈴木清順監督生誕100年を記念して、〈清順美学〉の頂点であり、日本映画界が誇る世紀の名作、【浪漫三部作】の第一弾 『ツィゴイネルワイゼン』が、4Kデジタル完全修復版で新たに甦る!

原田芳雄を主演に迎え、現実と幻想が交錯した極彩色溢れる<清順美学>の代表作。
【浪漫三部作】誕生の一篇。

<UHD+Blu-ray仕様>
1980年日本/カラー/スタンダード/本編144分+特典計約34分/日本語・リニアPCM(2.0chモノラル)/複製不能/セル専用
[UHD(Ultra HD Blu-ray)]16:9[3840×2160p]/2層/4K SDR HEVC
[Blu-ray]16:9[1080p Hi-Def]/2層/MPEG-4 AVC

<特典>
【特典映像】
●監督インタビュー【聞き手:上野ミ志】(約26分) 
●劇場予告編集(計約8分)
※Blu-rayに収録

【封入特典】
●解説リーフレット [執筆:四方田犬彦]

※デザイン・仕様・特典等は、予告なく変更になる場合がございます。

内容詳細

★世界に誇るレストア技術結集!
撮影技師の志賀葉一氏と藤澤順一氏が監修。2022年にヴェネチア国際映画祭クラシック部門にて最優秀賞を受賞した『殺しの烙印』4Kデジタル版のレストレーション作業を担当した、IMAGICAエンタテインメントメディアサービスの全面協力のもとに完全復元。
元々のフィルムが持っていたポテンシャルを最大限に引き出し、以前は見えなかった衣装の質感や髪の毛一本一本、肌の細かな部分までも拾い上げ「いちばん最初に完成したときの形」を忠実に再現。

★国内の主要映画賞を独占!
*1980年度 キネマ旬報ベストテン日本映画第1位
*第35回毎日映画コンクール:日本映画優秀賞/脚本賞(田中陽造)/主演女優賞(大谷直子)/助演女優賞(大楠道代)受賞
*第31回ベルリン国際映画祭 審査員特別賞
*第31回芸術選奨 文部大臣賞(鈴木清順)受賞
*第26回キネマ旬報賞:日本映画監督賞(鈴木清順)/脚本賞(田中陽造)/主演女優賞(大谷直子)/助演女優賞(大楠道代)受賞
*第23回ブルーリボン賞:監督賞(鈴木清順)/特別賞(シネマ・プラセット=新しい映画製作・上映活動に対して)受賞
*第4回日本アカデミー賞:最優秀作品賞/最優秀監督賞(鈴木清順)/最優秀助演女優賞(大楠道代)/最優秀美術賞(木村威夫)/優秀脚本賞(田中陽造)/優秀主演女優賞(大谷直子)/優秀助演男優賞(藤田敏八)/優秀撮影賞(永塚一栄)/優秀照明賞(大西美津男)受賞

★清順監督作の日本初のUHDソフト化が実現! 『陽炎座』、『夢二』も収録した、「浪漫三部作」【4Kデジタル完全修復版】 UHD+Blu-ray BOX(6枚組)も同時発売!
 ※『陽炎座』、『夢二』の各単品UHD+Blu-ray(2枚組)も同時発売

★2001年の「DEEP SEIJUN」特集時収録の、貴重なインタビューを収録!
  タバコを燻らせながら、清順監督が縦横無尽に語る!!

★映画誌・比較文学研究者の四方田犬彦氏書き下ろしの、三部作を横断した1万字超の解説/エッセイのリーフレットを収録!
  清順監督と40年以上の親交を持つ、四方田氏にしか著せない、必読の解説/エッセイ!!

★2023/11/11〜渋谷ユーロスペースほか全国順次開催の「SEIJUN RETURNS in 4K」にてリバイバル公開。


【作品内容】
没後なお、〈清順美学〉と呼ばれる独自の映像美で、世界映画史に燦然と名を刻み、熱烈な支持を得ている映画監督・鈴木清順。
その圧倒的評価は日本だけに留まらず、ウォン・カーウァイ、ジム・ジャームッシュ、クエンティン・タランティーノ、デイミアン・チャゼル等、世界の名だたる数多くの映画人からリスペクトを得ている。
その監督作品の中でも、【浪漫三部作】と呼ばれ、絢爛たる映画術の成熟が頂点を極めた代表作として知られ、日本映画界が誇る最高傑作と言っても過言ではない本作を、最新の4Kマスターで初のUHD化 & 再Blu-ray化。

内田百(うちだひゃっけん)の「サラサーテの盤」ほかいくつかの短篇小説を、生と死、時間と空間、現実と幻想のなかを彷徨う物語として田中陽造が見事に脚色。

1980年、東京タワーの足下に設営されたドーム型移動映画館シネマ・プラセットの初製作・上映作品として、単館上映としては異例の約10万人の動員を記録。第31回ベルリン国際映画祭審査員特別賞をはじめ、第4回日本アカデミー賞最優秀作品賞、1980年度 キネマ旬報ベストテン日本映画第1位など、国内の映画賞を独占した。

<スタッフ>
監督:鈴木清順
原作:内田百
脚本:田中陽造
撮影:永塚一栄
照明:大西美津男
美術:木村威夫、多田佳人
録音:岩田広一
音楽:河内紀
編集:神谷信武
記録:内田絢子
スチール:荒木経惟
製作:荒戸源次郎

<キャスト>
原田芳雄
大谷直子
藤田敏八
大楠道代
麿赤兒
樹木希林
真喜志きさ子

<ストーリー>
士官学校教授の青地(藤田敏八)と無頼の友人・中砂(原田芳雄)を中心に、青地の妻周子(大楠道代)、中砂の妻と後妻(大谷直子の二役)をめぐる幻想譚が、妖しくも美しく描かれる。

劇場公開:1980年4月1日

発売・販売元:TCエンタテインメント
提供:リトルモア


大正ロマン三部作の1本として知られる鈴木清順監督の幻想譚。士官学校教授の青地と親友の中砂が、青地の妻・小稲と後妻・周子をめぐり、妄想とも現実ともつかぬドラマを展開していく。匂い立つような耽美的な世界が広がる。(CDジャーナル データベースより)

総合評価

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5.0

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鈴木清順の作品の中で最も成功している映画...

投稿日:2009/09/29 (火)

鈴木清順の作品の中で最も成功している映画ではないだろうか。個人的には「陽炎座」よりもこの作品の方が完成度は高い気がする。日本の耽美的な作品の代表とも言えるし、大正ロマンという時代背景も実に良い。昔の教養派の雰囲気もするし、日本映画の良い部分がたくさんある映画だと思う。

春奈 さん | 東京都 | 不明

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禍々しい!美しい!ストーリーと映像が背中...

投稿日:2006/11/18 (土)

禍々しい!美しい!ストーリーと映像が背中合わせに裏返っていく摩訶不思議な傑作。日本映画からはみだしてしまった映画の中の映画。

紅蔵 さん | 恐山 | 不明

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「耽美的映画職人」鈴木清順の代表作。それ...

投稿日:2005/08/06 (土)

「耽美的映画職人」鈴木清順の代表作。それまで趣味性の強い変人監督として一部マニア受けにとどまっていたこの人が、この一作以降はやれジャームッシュが夢中だの、アレックス・コックスが「もうアキラ・クロサワはゴミ箱行きだ」とのたまっただの、まあきらびやかな賞賛の嵐。ともあれ、コレと『陽炎座』は世界のどこに出しても恥ずかしくない日本文化の粋である、と勝手に決めつけてしまおう。

三輪敬志 さん | 東京都 | 不明

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