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CD

僕はまだ必要十分条件を満たしていない。

空想委員会

基本情報

カタログNo
:
OECD1
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

初ワンマンライブチケットはツアー初日に完売する等、注目度急上昇中!空想委員会の新作がついに完成!低恋愛偏差値の最多生息時限である『恋愛年齢子供以上大人未満』に存在する人間の感情、葛藤を空想委員会がギターロックで赤裸々に掻き鳴らす!その先に見る物は希望か、絶望か。それはあなた次第。

[プロフィール]
2010年より現メンバーで活動開始。2枚の自主盤『回顧録』『懺悔録』をリリース。主にインターネット上やロキノン系のリスナー間の口コミで噂となり瞬く間に知名度を上げ、ライブ会場等で2011年に2000枚以上を売り上げる。リリースから一年以上たった今でも1ヶ月で2枚合わせて500〜600枚を売り上げる超ロングセラーを更新中。そしてデビュー前の新人としては異例の数字を叩き出し、ついに2011年12月28日インディーズデビュー!オリコンインディーズチャートでは初登場10位を獲得し、5週に渡ってチャートインを果たす。デビュー直後から日テレ系『音龍門』やFM YOKOHAMA 『YOKOHAMA MUSIC AWARD』、FM岩手、FM愛媛で1月度パワープレイを獲得、 初ワンマンライブのチケットはツアー初日には完売。夏には、一般公募も行った学生イベントと、TREASURE05X、DISK GARAGE MUSIC MONSTERS-2012 summer-、ベリテンライブという3本のフェス型イベントの2本を軸とした計22本の夏休みツアーを慣行。2012年9月19日には、2nd mini album『僕はまだ必要充分条件を満たしていない。』 1st single『完全犯罪彼女』の2枚同時リリース、更には、デビュー1年を待たずして計6本となるワンマンライブツアーが決定するなど新世代バンドとして注目を集めている。

[セルフライナーノーツ]
01.自演被害依存症→ときどき、自分が生きているかどうかの確証がもてなくなるときがある。何の変化もなく、ただ過ぎていく毎日の繰り返し。だんだんと全てが麻痺していくような感覚すらある。そんなとき、一番効果的かつ簡単に生きている実感を与えてくれるものが「痛み」である。「痛み」とは、脳が危険を察知し、生命を脅かす可能性があるものを排除するために感じる刺激だと考える。生きていることと直結する感覚なのである。生きている実感を得るために「痛み」が欲しい。しかし新しい痛みが怖い人間は「過去の痛み」を何度も思い出し、反芻し、日々を生きる。過去に感じた痛みを自分が扱いやすいように作り変え、それを支えに生きる人間。それが「自演被害依存症」の人間なのである。(三浦)
02.難攻不落ガール→精神的、肉体的に強い人間ほど、実は脆い。強い人間は自分の弱さを知っているからこそ強くあろうとするのである。弱い存在が強くあろうと戦い続ける姿は美しい。この曲は、毎日を強く生きようと戦っている全ての女性に向けたものである。それと同時に、一瞬でも弱みを見せたらそこにつけ込まれる危険性を自覚せよ、という戒めの曲でもある。戦い続けるあなたは美しい。しかし、戦い疲れた先に何が待ち受けているのか、それを考えるきっかけになってもらえたら光栄である。(三浦)
03.サヨナラ絶望人生→誰しもが持っている「消したい記憶」。この記憶というものは実に厄介で、消そうとすればするほど消えずに残り続ける。しかし、考えてみて欲しい。消えればいいものが消えない理由がそこにはあるはずなのである。「消したい記憶」は意味を持っている。その記憶を生かすも殺すも自分次第であるとは考えられないだろうか。この物語は、忘れたいほどの出来事がその後の人生において重要な役割を果たすのではないか、と気付いた男の物語だ。真っ暗闇でもがいているあなたに「消したい記憶」が道標となることを祈る。(三浦)
04.その男、時空犯罪未遂容疑者につき→「タイムトラベルが可能ならば、やり直したいことがある」これは誰もが一度は持つ願望であろう。「あのとき、別の選択をしていたら、今の自分はもっと輝いていたはずだ」考えれば考えるほど夢は膨らむものの、実際にタイムトラベルを成功させた者はいない。しかしながら、本当に不可能なのだろうか?ここに、過去に舞い戻って歴史を改竄し、今の自分を変えたいと本気で望む男がいる。あなたがもしタイムトラベルをするなら、どうしたいのか。それを考えながら聴いて欲しい1曲である。(三浦)
05.カポプシリア(instrumental)→この曲は、このアルバム全曲の集大成です。全収録曲のイントロのフレーズで構成されています。タイトルは造語で、冬のダイヤモンドの一等星の名前の頭文字を繋げたものです。俺にとってアルバムは、最初から最後の曲までが一つの物語だと思っています。物語の途中で挿絵のようにこの曲を聴いて欲しいと思って作りました。全曲聴いた後にもう一度このインストを聴くと、最初に聴いた音と違って聴こえるかもしれません。(佐々木)
06.23:50→夜の闇は、心の中の不安を増幅させる力を持つのだろうか。まるで心の闇と夜の闇が繋がるようだ。列車は、ただの移動手段のはずなのに、希望に向かって動いている感覚をくれるのだろうか。流れる景色が思考を前向きにさせるようだ。最終列車の中はプラスの力とマイナスの力が同居する、不思議な空間だ。この物語は、最終列車が目的地に着くまでの短い時間の出来事だ。車内には実際に流れる時間とはまた別の時間が流れる。(三浦)
07.単独飛行少年史→大人になる、ということはどういうことなのだろうか。年齢を重ねれば大人なのか。周りの人間が認めれば大人なのか。大人と子供の境界線とは実に曖昧なものである。私の勝手なイメージではあるが、大人になるというのは「自分の翼でしっかりと羽ばたき、大空に飛び出す」ことである。今まで地面の上で見ていた広い世界を、別の視点から眺めることで改めて広さを知る。知った上で自分で進む先を決め、自分の力で進む。ここに、ある少年の歴史がある。今、彼は自分で道を切り開き、新しい世界へと旅立とうとしている。(三浦)

収録曲   

ユーザーレビュー

総合評価

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こんなに格好良かっただろうか? 今まで...

投稿日:2012/11/11 (日)

こんなに格好良かっただろうか? 今までの楽曲も格好良い楽曲だったが、特に今作ではサウンドの面が洗練されたように思える。 「難攻不落ガール」の詩の少林部にあわせたカンフー映画のようなサウンド、「サヨナラ絶望人生」のマイナスな気持ちの中に見つけた確かな気持ち、「その男、時空犯罪未遂容疑者につき」の戻れないときへの後ろめたさを示すような少し沈んだ空気感、「23:50」の最終電車に揺られる主人公の走り出したいような決意。 アルバムの間に入る「カポプシリア(instrumental)」も効果的なアクセントとなり、一つ一つの物語が鮮明に映し出される。 綴られた言葉だけでも共感を覚えてしまいそうなのに、そこに洗練されたサウンドまで加わってしまったら、はまらないわけにはいかない。 空想委員会というバンドを知るには、必要十分な一枚ではないだろうか。

micarosu さん | 静岡県 | 不明

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