CD

Flag

James Taylor (ジェイムス・テイラー)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SICP8043
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

前作『JT』収録の”ハンディ・マン”でグラミー賞ベスト男性ヴォーカルに輝いたジェイムス・テイラー。本作はその前作から約2年を経て届けられた1979年度作。前作が纏まった内容であったのに対して、本作にはどこか散漫な印象を与えがちな不安定さをリスナーに感じさせる一枚となってしまっている。全体に漂う迷いのようなものは、当時のニューウェイヴの時代に対するオールドウェイヴ勢の所在ないような佇まいから来たのだろうか。60年代にダニー・クーチと組んだフライング・マシーン曲の再演M6、ビートルズのカヴァーM3、ゴフィン=キングの名曲M10などを収録。

内容詳細

79年にリリースされた通算9枚目(コロンビアでの2作目)。ファルセットも聴かせるビートルズのカヴァー(3)、フランス語で歌う(11)などからもわかるように、ジャケット・デザインも含めジェイムスらしくないジェイムス作品だが、中身は濃い。(関)(CDジャーナル データベースより)

その他のバージョン

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  • CD 試聴あり

    Flag

    ¥1,822 国内盤 限定盤 紙ジャケ 2006年11月22日発売

  • SACD

    Flag

    ¥4,498 US 盤 輸入盤 2011年10月31日発売

  • CD

    Flag

    ¥2,520 US 盤 リマスター 限定盤 輸入盤 2013年04月29日発売

収録曲   

ユーザーレビュー

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最近、個人的に求めていた音楽(演奏)でし...

投稿日:2009/07/05 (日)

最近、個人的に求めていた音楽(演奏)でした。BGMに近い、と言った感じ。床屋で髭剃りをしてもらっている間、目を閉じて天井のBOSEから、 流れてくる音とすれば、ピッタリとするAORじゃないでしょうか。こういった抑制を効かせたJTも良い! 同時期のケニーランキン”アフターローゼス”でも、時のAOR寄りなプロダクションで没個性とされていた向きも あるかもしれませんが、シチュエーションによっては2人のこんなスタイルもありと思います。アーティストの作品に対峙するのもしんどい時があるので。(絶叫shoutやゴリゴリギター弾きまくりは時にtoo much!!) 椅子の肘掛けの先に指が勝手に小躍りしてリズムを取りたくなる様なのって、いいですよね。 作品の評価に戻ると、M9からM10の流れがいい雰囲気!チェロやヴィオラで始まり、2曲目でstringsのアレンジ(指揮はArif Marden)が施されている。かの名曲に弦楽部を挿入するなんて!と大袈裟に思われがちですが、そのアレンジに比して訥々と歌うJTの妙が良い。 また、M5ではいかにもアメリカを感じさせるTRUCKの歌物(カントリーの定番題材ですな、やっぱり放浪ですか)があり、ラストのM12では、牢獄から自由を希求する歌がある。(呪縛からの開放って、ハンク・ウイリアムスの’ I saw the light ’ だし、dylanの ’ I shall be released ’ と共通の認識がそこにある) 面白いのはM1で カンパニー(やっぱレコード会社ですかね)を皮肉っているあたりはNeil Youngの 『This note’s for you』とシンクロして、2人の同種の志向性が伺えて楽しい。 そう言えば、かの御大の『Hawks&Doves』ジャケットって、きわめてシンプルでJTのこの『Flag』と似ている。そう考えるとこの作品って、JTの ’ show the flag ’を表明しているとも取れなくもない。JTの自国を愛する気持ちが、そして市井の人々の様々な悲哀を感じ取って歌に込めている感じが伝わってくる。 ちなみに、『Flag』のアルバム裏はイメージビューでは分からないですが、寒色系の青ツートンが施されたデザインとなっています。(表=暖色系、裏=寒色、明と暗、人間の哀切が感じられますなぁー)

yoshiyy さん | 新潟県 | 不明

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あまりJTは好きになれなかった私でしたが...

投稿日:2007/11/07 (水)

あまりJTは好きになれなかった私でしたが、JTファンには人気の無い本作だけは好きでしたね。散漫、と言えば確かにそうなのだろうけど、MIが収録されているだけでも満足。紙ジャケ速攻買いました。結局JTの作品じゃなくてキャロル・キングの曲がいいんだね。この後、初期の作品も聞いたけど、どうもピンと来なくて。

クンP さん | 埼玉県 | 不明

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人物・団体紹介

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James Taylor

最近ではユーモアを交えた気さくな雰囲気でライヴをこなすイメージとなったジェイムス・テイラーだが、そのデビュー時にはあまりに壊れやすい感受性を感じさせる歌声を持つ無口な青年というイメージの似合うアーティストだった。

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