From Istanbul To Ceuta With A Smile イスタンブールからの微笑み

＜“ＧＥＮ（弦）”レーベル＞
ギターを始めとしたベース、ヴァイオリンといった弦楽器はテクノロジーの進化だけではなく、プレイヤーの感情移入と独特な演奏能力による訴求力を備えた楽器です。ギター、ベース、ヴァイオリンを始めとし様々な弦楽器をメインにフィーチュアしたアーティストとその作品を紹介すべく、“ＧＥＮ（弦）” レーベルはジャンルを超えて優れた作品やアーカイヴをリリースしていきます。

ニコラス・メイヤーの妻がトルコ人であることから受けた中近東音楽の影響、そしてアコースティック・ギターのテクニックとして学んだスパニッシュ・ギター。その両方を融合させたソロ・アルバムで３つの組曲を８つの楽曲で構成した意欲作。ジェフ・べックがこの作品を聴いて彼をバンドに参加させたことにも納得！新進ドラマーとして注目されているアサフ・シルキスのプレイも冴える。生産限定紙ジャケット仕様。


ニコラス・メイヤー（Nicolas Meier）：
ジェフ・ベック・グループのセカンド・ギタリストとして一躍注目を集めたニコラス・メイヤー。ロンドンをベースに活動するスイス生まれのジャズ・ギタリストはジョン・マクラフリンのライヴに感銘を受け、ギタリストとして道を歩み始める。バークレー音楽院卒業後、本格的にプロ・ミュージシャンとして活動をスタート、ロックとジャズ、さらには民族音楽を取り入れた独特なサウンドをギターという楽器の範疇を超えたアプローチで表現、これまでにソロ・アルバムや自ら率いるバンドも含めて１７枚のアルバムをリリースしています。今回彼が設立したレーベル、MGP Recordsからリリースした作品を紹介します。