アコースティック・ギターの華といえば、誰でもが一度は試みる「フィンガー・ピッキング奏法」。黒人女性フォーク歌手、エリザベス・コットンは、若きボブ・ディラン憧れのフィンガー・ピッキング名手だった人物。1960年代フォークの大御所ピート・シーガー家と縁が強かったミュージシャンで、ピートの弟、妹に当たるマイク&ペギー・シーガーにもフィンガー・ピッキングを伝授したとか。左手で器用に味わい深いラグ・タイム&ブルースを奏でてくれる。とはいえエリザベスは、子供たちの前で演奏するのが大好きだったため、手触りの気持ち良い演奏も得意とした。ユルユルのフィンガー・ピッキングの世界は、ライ・クーダーやジェフ・マルダー、その他とは違ったテイスト、つまり人肌にも似た温もりが伝わってくる。ジョン・フェイヒイにも大きな影響を与えた。日本初CD化。初回生産限定、紙ジャケット仕様。