GONZO -ならず者ジャーナリスト、ハンター･S･トンプソンのすべて-

■ 本編:119分 / 製作年:2008 / 製作国:アメリカ

【ストーリー】
大統領に怖れられ、ギャング集団の中に飛び込み、国民に愛され続ける男 ー 。
アメリカが生んだジャーナリズム界のロックスター

偉大な作家、ドラッグ中毒者、愛国者、真のトラブルメーカー・・・
様々な表現で今もなお語り継がれるジャーナリスト、ハンター・S・トンプソン。
過激な発言と行動が取り沙汰されるが、そんな男がなぜ伝説的なジャーナリストになったのか、その真髄を収めたドキュメンタリーが遂に公開となる。
相手を問わず取材対象の中に入り込み、ナイフのような切れ味の文で全てを一刀両断する独自の手法は
それまでのジャーナリズムを根底から覆し、その新たなスタイルは熱狂的に受け入れられた。
ギャング集団とされていたヘルズ・エンジェルズに密着したかと思えば、ニクソン、マクガバン、カーターらの大統領選をも左右する、
メディアの寵児としてそのペンは世論を動かすほどの力を持った。
まさにジャーナリズム界初のロックスターといえるだろう。
あらゆる障害を恐れず、「書くことで何かを変えられる」と信じ、実際に成し遂げた男の人生への挑戦が今、明らかになる。

*本作のタイトルであり、トンプソンの枕詞となっている「ゴンゾー」という名称は、元来は「風変わり、異常、偏った主観の」という俗語であるが、
ジェイムズ･ブッカー(ニューオリンズのピアニスト)の型にはまらない彼独特のジャズのリフにちなんで付けられたとされている。

【スタッフ】
監督・脚本・製作:アレックス・ギブニー「エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?」(2005)
ナレーション・出演：ジョニー・デップ「パイレーツ・オブ・カリビアン/命の泉」

【キャスト】
ジョニー・デップ
アニタ・トンプソン(トンプソン2度目の妻)
チャールズ･ペリー(ローリングストーン誌編集者)
ダグラス･ブリンクリー(トンプソンの遺産における著作物管理人)
ジョージ･マクガヴァン(連邦上院議員、大統領選挙立候補者)
ジャン・ウェナー(ローリングストーン誌、共同創設者･出版人)
ジミー･バフェット(ソングライター)
ジミー･カーター(アメリカ合衆国大統領(1976年〜1980年)
フアン･トンプソン (トンプソンの息子)
ライラ・ナバシル(映画『ラスベガスをやっつけろ』プロデューサー)
ラルフ･ステッドマン(アーティスト/イラストレーター)
ソニー･バーガー(ヘルズエンジェルス、オークランド支部長(1965年)
ティモシー･クラウス(作家/ジャーナリスト/“Boys on the Bus”著者)
トム･ウルフ(作家/ジャーナリスト) ほか