駆ける少年

1979年に起こった革命後のイランの映画としては初めての国際映画祭受賞作となった、「ＣＵＴ」のアミール・ナデリ監督伝説的傑作！
圧倒的な映像美で描いたイラン映画の金字塔。
1985年に第7回ナント三大陸映画祭でグランプリを獲得！
撮影は「トラベラー」のフィールーズ・マレクザデエ。
「バシュー/小さな異邦人」（未）の監督を務めたバハラム・ベイザイが編集を担当。

収録時間：91分／製作：1985年 イラン／画面サイズ：16：9　LB　ビスタサイズ／片面１層／

■音声：1.ドルビーデジタル　ペルシャ語　ステレオ
■字幕：1.日本語


【スタッフ】
監督・脚本：アミール・ナデリ Amir Naderi
撮影＝フィールーズ・マレクザデエ Firouz Malezadeh（A.キアロスタミ『トラベラー』）
編集：バハラム・ベイザイBahram Beyzaie（『バシュー/小さな異邦人』『トラベラーズ』監督）
製作：児童青少年知育協会（『友だちのうちはどこ？』）

【キャスト】
アミル＝マジッド・ニルマンド　Majid Niroumand
ムサ＝ムサ・トルキザデエ　Musa Torkizadeh
ゴラムおじさん＝アッバス・ナゼリ　Abbas Nazeri

【ストーリー】
まいにちがじぶんとの　きょうそうなんだ
生きる輝きがほとばしる！夢と憧れをまっすぐに、ひたすらに追い求める天涯孤独の少年を、圧倒的な映像美で描いたイラン映画の金字塔
1970年代初頭のイラン。11歳の少年アミルは、浜辺に置き去りにされた廃船を住処として一人暮らしていた。孤児のアミルは、ビンの収集や水兵への靴磨き、水の販売などでなんとか生活をしのいでいた。
アミルの仲間たちもまた孤児の身だが、底抜けに明るい笑顔で精いっぱい生きていた。競争に負けてもなお走り続けるアミル。
ある日、アミルは自分がろくに文字を読み書きできないことに気づきショックを受け文字を習得するよう懸命に勉強するが…。

・1985年ナント三大陸映画祭・グランプリ受賞
・1987年メルボルン国際映画祭批評家賞受賞

© kanoon

圧倒的な映像美が深い印象を残す、アミール・ナデリ監督による伝説的傑作。1970年代初頭のイランで、廃線を住処にしている孤児の少年アミル。生き生きと暮らし、必死に勉強し、走り続ける彼の姿を映し出す。(CDジャーナル　データベースより)