DVD

出稼ぎ野郎

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKDS473
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
DVD
コピーライト
:
©Rainer Werner Fasbinder Foundetion All Rightes Reserverd
その他
:
スタンダード, 1969

内容詳細

ミュンヘンで小劇団「アンチテアター」を率いていたファスビンダーは、劇団のために始めて戯曲『出稼ぎ野郎』を執筆し上映した。やがて長編映画第一作『愛は死より残酷』がベルリン映画祭で破滅的な批評を被った後、彼は監督第二作としてこの自作戯曲の映画化を世に送り出した。結果『出稼ぎ野郎』はたちまち熱い反響を呼び、映画監督ファスビンダーの名を一躍世間に知らしめることになった。本作は文字通りファスビンダーの出世作と言うことができる。

都市ミュンヘンに生きる無気力な若者たち。彼らはその退屈を埋めるように路上にたむろし、酒を飲み、相手を変えてベッドを共にし、他人の噂話に興じていた。そんな彼らが住む界隈に一人のよそ者が入り込む。ギリシャから来た出稼ぎ労働者ヨルゴスである。ドイツ語の出来ない彼は地元人の間に様々な波風を引き起こす。女たちはエキゾチックなよそ者に好奇心を感じ、男たちは彼の「精力」を根拠もなく嫉妬するのだった。だかこのよそ者を追い出すのは利口ではなかった。なぜならドイツ事情を知らない外国人は様々な意味で利用価値が高いからだ。                映画では、裏庭を歩く二人連れの移動撮影以外はすべて固定カメラで撮影され、息詰まるような刺々しい緊張感が持続する。政治に無関心な若者たちの抑圧されたエネルギーは、彼らを閉じ込める社会の壁に向うのではなく、その壁の中に放たれた生贄の弱者に向かって爆発する。その意味でこの映画はアンチ68年代世代のポートレートと形容することもできるだろう。

【スタッフ】
監督・脚本:ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー 撮影:ディートリヒ・ローマン 編集:フランツ・ヴァルシュ (=ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー) 録音:ゴットフリート・ヒュングスベルク   音楽:フランツ・シューベルト

【キャスト】
ハンナ・シグラ、リリト・ウンゲラー、エルガ・ゾルバス、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー、 ル ドルフ・ヴァルデマー・ブレム、ハンス・ヒルシュミュラー、ハリー・ベア、イルム・ヘルマン

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