アメリカにおける1879年の作品とは思えない完成度の高い曲と感じました。ペインの作品はシューマンやブラームスの響きを疑似体験できる魅力があり、30年ほど前に初めて聴いたときにファンになりました。最近は時々ＣＤが出るようになり、嬉しく思います。ペインに限らず、埋もれた作品を発掘しているナクソスレーベルは貴重です。

19世紀後半アメリカの草創期作品とは思えない完成度の高い曲です。交響曲第一番はシューマンの響きを疑似体験できる魅力があり、昔初めて聴いたときファンになりました。最近は時々ＣＤが出るようになり、嬉しく思います。ペインに限らず、埋もれた作品を発掘しているナクソスレーベルは貴重です。

若きドヴォルザークの交響曲をイメージして貰えばいいか。各楽章には、冬の旅立ち−自然の目覚め、五月の夜の幻想、春のロマンス、自然の栄光というタイトルがつけられている。作曲家はドイツ系米国人でドイツにも留学しており、ロマン派の影響が色濃い作品。ロマン派を得意とするメータは、この曲魅力を十分に引き出している。新しいレパートリーを探している人にお勧め。録音はジャック・レナー。