火焔の鴉 古代豪族ミステリー賀茂氏篇 ハルキ文庫

橘沙羅

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784758442756
ISBN 10 : 4758442754
フォーマット
出版社
発行年月
2019年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
橘沙羅 ,  
追加情報
:
338p;16

内容詳細

「あの“火を生む鏡”、とんでもない代物じゃないですか!」京都北山のブックカフェで働く香坂真澄は、片思い相手の新聞記者・榎本克也が、事故死した日に誰かとの電話していた通話を忘れられずにいた。そんな折、ド派手な僧侶・志田芳信がカフェへとやって来る―。榎本の死には、古代豪族・賀茂氏が残した謎の古代鏡が絡んでいる?天皇の先導役だったという賀茂氏の姿と古代鏡を追い求める内に二人は秘されていた血の縁を暴いてしまい…。破戒僧にして名探偵・志田の活躍を描く、古代ミステリー第二弾!

【著者紹介】
橘沙羅 : 2006年ハーレクイン・ショート・ラブストーリーコンテスト大賞受賞。2009年『駒、玉のちりとなり』、2010年『天駆ける皇子』(ともに講談社、藤ノ木陵名義)刊行。『横濱つんてんらいら』で第8回角川春樹小説賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ちょろこ さん

    古代ミステリの一冊。古代豪族 賀茂氏、新発見された古代鏡が絡んだ殺人事件。前作よりも面白さが増した気がするし、何よりもお坊さん探偵 志田が良い仕事した感でいっぱい。もつれ絡まった糸が今にもほぐれそうな予感がするとまた絡まる、その最後まで気が抜けない、目が離せない展開を楽しめて満足。幾千年もの時を刻んできた、神と崇められた山での自然描写に呼応するかのような犯人の狂気の魅せ方も巧いし、随所でのお坊さん探偵の機転はお見事。古代史、豪族、興味はあれど知識がない自分にもわかりやすい言葉で導いてくれたのも良かった。

  • み さん

    2作目の方が読みやすかったけど、2時間ドラマっぽいような^^;お坊さんらしからぬ志田さんと、彼の甥っ子は好きなキャラになりました♪

  • 雨 さん

    シリーズ2作目。読んでるだけで胸焼けしそうな濃いお坊さんが事件を解決していくんですが(笑)2時間ドラマで実写化しやすそうな気もするけど志田さん役、誰がやったら面白いかな?と想像しながら読みました。

  • かつおさん さん

    今回も”古代史大好き派手派手坊主” 志田芳信がキレッキレの大活躍。謎解きも、どのタイミングで誰が、何を知ったてたかを抑えておかないと追いつかないくらい、ミステリーとしても練られた話。カモ氏の来歴の仮説も芳信と時任の掛け合い程度に絡んでくるのもいい感じ。「人々の日々の思いや祈りの積み重ねが歴史なら、歴史を知るという事は、情念や希望や叶わなかった夢の堆積物をすくい上げ供養する事に違いない」という著者の歴史観がいいなと思った😊

  • AKI さん

    古代豪族ミステリー第2弾賀茂氏篇です。もう探偵役の破壊僧、志田芳信が大好きなんです私。彼が出てくるだけで「待ってました❗️」となります。ド派手な外見に、図々しい言動で周りを振り回しながら突き進む彼の、その行動には欲や打算がないから。僧侶としての本当の資質を意識せずに持っている彼に「コラァ」と説教してもらいたいです(笑)古代豪族の謎についてはさわり程度なのですが、この先については歴史に興味を持ってみて、面白いよ!という作者さんからのメッセージが感じられる様な気がします。第3弾の発売お待ちしています❗️❗️

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橘沙羅

2006年ハーレクイン・ショート・ラブストーリーコンテスト大賞受賞。2009年『駒、玉のちりとなり』、2010年『天駆ける皇子』(ともに講談社、藤ノ木陵名義)刊行。『横濱つんてんらいら』で第8回角川春樹小説賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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