完璧という領域

熊川哲也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065125458
ISBN 10 : 4065125456
フォーマット
出版社
発行年月
2019年05月
日本
追加情報
:
274p;20

内容詳細

Kバレエカンパニー旗揚げ、古典全幕作品上演、バレエスクール主宰、日本発オリジナル作品創造、オーチャードホール芸術監督、そしてさらなる新たな創造。前人未踏の軌跡が今、本人によって明かされる―。

目次 : 第1章 Kバレエカンパニー始動/ 第2章 母なる『白鳥の湖』/ 第3章 ダンサーの身体/ 第4章 試練のとき/ 第5章 いにしえとの交感/ 第6章 舞台の創造/ 第7章 才能を育てる/ 第8章 カンパニーとともに/ 第9章 見えない世界

【著者紹介】
熊川哲也 : Kバレエカンパニー芸術監督。北海道生まれ。10歳よりバレエを始める。1987年、英国ロイヤル・バレエ・スクールに入学。1989年、ローザンヌ国際バレエ・コンクールで日本人初のゴールド・メダルを受賞。同年、東洋人として初めて英国ロイヤル・バレエ団に入団し、同団史上最年少でソリストに昇格。1993年、プリンシパルに任命された。在団中にボリショイ・バレエ団の『ジゼル』をはじめ各国のバレエ団に客演。1996〜98年にはセルフ・プロデュース公演「Made in LONDON」を開催している。1998年に英国ロイヤル・バレエ団を退団し、翌年、Kバレエカンパニーを創立。これまでに、プティ振付『カルメン』、マクミラン振付『三人姉妹』、自身のプロダクション『ジゼル』『眠れる森の美女』『白鳥の湖』『コッペリア』『ドン・キホーテ』『くるみ割り人形』『海賊』『ロミオとジュリエット』『シンデレラ』『ラ・バヤデール』『カルメン』などを上演。2004年にはニューヨークのメトロポリタン歌劇場にてアシュトン振付『ラプソディ』を踊り、高い評価を受ける。2006年、上海大劇院にて『ドン・キホーテ』を上演・主演。振付作品には、『ベートーヴェン第九』『ウォルフガング』『パッシング・ヴォイス』『シンプル・シンフォニー』などがある。2017年には完全オリジナル作品『クレオパトラ』世界初演の成功をおさめる。2004年、『白鳥の湖』の演出/振付/出演に対し、第3回朝日舞台芸術賞を受賞。2005年、第55回芸術選奨文部科学大臣(舞踊部門)を受賞。2006年、Kバレエカンパニーとして『ドン・キホーテ』『くるみ割り人形』の舞台成果に対し、第5回朝日舞台芸術賞を受賞。2012年1月、Bunkamuraオーチャードホール芸術監督に就任。2015年日本におけるバレエ教育や人材育成の大きな功績を残したと評価され、第24回モンブラン国際文化賞を受賞。2018年、『クレオパトラ』の制作・演出に至る長年の功績に対し、第59回毎日芸術賞特別賞を受賞。2013年紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • trazom さん

    主要ダンサー5人を引き連れてロイヤル・バレエ団を退団した熊川さんが、Kバレエカンパニーを立ち上げた時のニュースを覚えている。圧倒的な才能に恵まれ、輝かしいキャリアに彩られたバレエダンサーであることを承知しても、恩を仇で返すようなこの人の尊大な態度が嫌いだった。そんな天才も47歳。大怪我に見舞われながら、見事にKバレエを軌道に乗せてきた熊川さんのこの自伝にも、その尊大さは溢れているが、「完璧という領域」が存在するのだと信じて妥協せずに突き進むこの人の強い意志に、少しだけ共感できる気持ちにもなってくる。

  • ばんだねいっぺい さん

     熊川さんのような形でバレエ劇団をやっていくことが、稀有なことなんだと知った。クラシックバレエに拘ることで訪れた電撃的な別れや、靭帯断裂。順風満帆ではなく、波乱万丈。乗り越えて、今がある。生で観たいなぁと思った。

  • 若黎 さん

    図書館本。熊川さんのバレエは観てないのに、テレビ出演のときは見てる私。Kバレエカンパニー立ち上げのニュースを見たときは、経営も含めてるから、できるんかいな?と思ったものだか。大怪我の話し、クレオパトラ製作の話し、うんうん、そういうことあったね、と思い出しながら読みました。

  • いぬたち さん

    バレエダンサーとして有名な著者が独自のバレエ団を設立してダンサーとして幕を下ろすまでの自伝。単純な自伝とは異なり今まで自らが挑んできたバレエ作品の軌跡を辿った流れになっており各作品に対してどのような思いでどのようにアレンジして形にしてきたかを生々しく描いてくれていることが興味深い。そしてこの本のタイトル通りの境地へ達した時にはその言葉に決して驕り高ぶったものではなく刹那的な自画自賛でもなく為るべくしてそのような高みに到達したと実感させられる。バレエ初心者でも読みやすく言語化されておりお薦めしたい一冊。

  • 冬薔薇 さん

    創立当時テレビで見たがあれからもう20年になるのかと。強烈な個性、パッションが伝わる。ユーチューブでバレエ見られるかな。

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熊川哲也

Kバレエカンパニー芸術監督。北海道生まれ。10歳よりバレエを始める。1987年、英国ロイヤル・バレエ・スクールに入学。1989年、ローザンヌ国際バレエ・コンクールで日本人初のゴールド・メダルを受賞。同年、東洋人として初めて英国ロイヤル・バレエ団に入団し、同団史上最年少でソリストに昇格。1993年、プ

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