Have A Nice Day

全世界で8,000万枚のセールスを記録する、スウェーデンが誇る男女2人のポップ・ロック・デュオ、ロクセット。彼女達が1999年に発表した通算6枚目のアルバムであり、スウェーデンでは5作連続でのチャート1位を記録することなった名作『HAVE A NICE DAY』が、発売20周年を記念して初アナログ盤で登場！ ポップ・シーンを席巻した彼女達の真価を力強く感じさせてくれるこの作品が、新たな魅力を纏って今蘇る

「曲そのものを見てみると、この『HAVE A NICE DAY』は多分僕達のアルバムの中でも最高な作品なんじゃないかな。僕がこうありたいと願っていたサウンドをまさに再現できたアルバムだとも言えるかもしれない。多分それは、前作から5年という長いブレイクがあったおかげで、楽曲そのものをじっくりと練り上げることが出来たからだと思うよ」 ─ ペール・ゲッスル

◆現在までに世界での累計アルバム・セールスは8,000万枚を超え、4曲の全米No. 1ヒットや多数のTop 40楽曲を持つ、ABBA以来の衝撃として世界各国で大きな人気を博した、ペール・ゲッスルとマリー・フレデリクソンからなるスウェーデン出身の男女デュオ、ロクセット。

◆1986年にアルバム『PEARLS OF PASSION』でデビューを果たし、地元スウェーデンを中心に一気にスターダムへと駆け上がっていた彼女達は、1988年のセカンド・アルバム『LOOK SHARP!』でスウェーデンのローカル・スターから世界から愛されるデュオへと一気に成長、1990年発表のシングル「It Must Have Been Love（邦題: 愛のぬくもり）」が映画『プリティ・ウーマン』でフィーチャーされ、世界的に大ヒットを記録し、ロクセットという名は全世界のロック／ポップ・シーンに広く知られるようになっていった。

◆1994年までコンスタントに作品を発表していたが、その後しばらくロクセットとしてはブレイクに入り、その間ロクセットとしてのコンピレーション・アルバムや、スパニッシュ・バラード・アルバム、そしてペールのソロ・アルバムなどを発表。そして、その間にじっくりと時間をかけて楽曲を練り上げていき、前作『CRASH! BOOM! BANG!』から約5年振りとなる1999年、全世界待望の新作『HAVE A NICE DAY』がリリースされた。「Wish I Could Fly」などのスマッシュ・ヒット曲を生み出したこのアルバムは、地元スウェーデンでは5作連続のチャート1位を記録、世界中で220万枚のセールスを記録する復活作にして大ヒット作となったのだ。

◆この名作が発表されてから20周年という記念すべきアニヴァーサリー・イヤーを迎える今年、初めて2枚組のアナログ盤となってリリースされることとなった。当時はCDとカセット、そしてMDというフォーマットのみでリリースされていたのだが、遂にアナログ盤でこの作品が世に出ることとなるのだ。

◆デュオとして様々な方向性を提示し、新たなポップ／ロック・サウンドを作り上げていったこの『HAVE A NICE DAY』。今回はオリジナル収録曲全14曲を2枚の180グラム重量盤アナログに収録しているのだが、ペールはこのアナログ化についてこうコメントを残している。
「このアルバムにはたくさんの曲が入っていて、総収録時間も長めだった。今考えると、もしかしたらちょっと詰め込み過ぎたのかもしれないね。「あまりにも良いものが多く詰め込まれ過ぎてる」症候群ってやつさ。もともと2枚組アルバムに相当するくらいのいろんなサウンドが入ってるアルバムだったけど、それを無理やり1枚のCDに詰め込んでたんだ。だから、今回こうやって2枚組のアナログ盤としてリリースできることは、本当に嬉しいね。『HAVE A NICE DAY』が、本来あるべき形で皆に聞いてもらえるんだから」
(メーカー・インフォメーションより)