日本の結界 陰陽師が明かす秘密の地図帳

安倍成道

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784909646026
ISBN 10 : 4909646027
フォーマット
出版社
発行年月
2018年08月
日本
追加情報
:
223p;19

内容詳細

聖なるものを守り、邪なものを断つ結界。日本が育んだ陰陽道のこの呪術は、現代でもしっかりと生きている。京都、熊野、飛騨、三峰、東京都心…今も残る巨大結界は、いつ、誰の指示で、何のために張られたのか―。安倍晴明の血を継ぐ「水の家系」第27代陰陽師・安倍成道が解き明かす。

目次 : 序章 結界とは何か?/ 1章 晴明と結界/ 2章 関東地方の結界/ 3章 近畿地方の結界/ 4章 中部地方の結界/ 5章 北海道・東北地方の結界/ 終章 現代における結界の使われ方

【著者紹介】
安倍成道 : 1981年、京都府生まれ。第27代陰陽師。15歳のときの「元服の儀」にて、第27代安倍成道成智を襲名。現在は、第26代である父のもとを離れ、都内で陰陽師として活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • よう さん

    書かれている内容自体はとても興味深い。安倍晴明の家系が現代にも続いていて陰陽師としての仕事を今もされていることには驚くばかりだ。星の王子さまにあるように、大切なことは目に見えない、のかもしれないな。

  • ソウ さん

    結界とか妖怪とか目に見えない話は「何か怪しいな、いかがわしいな」って感じがち。でも、事実かどうかとか科学的な正しさとかは重要ではないのかも。我々が知らないだけで、日々、非人間的なものや死者の世界と我々の世界とをつないだり、境界を守ったり、してくれてる人々は実際いらっしゃるんでしょうね。筆者のような陰陽師であったり、あるいは、修験道者・皇室で祭祀を行う方々・宗教者であったり。行為や祈りに科学的な説明をつけられなくても、実際に何らかの救いや慰めが生まれているんだろうなと感じた次第です。

  • skr-shower さん

    安倍晴明が張った結界が1000年以上もっている!すごい話から始まっている。夢枕版陰陽師や”真夜中の公務員”をリアル世界で生きている方のお話。信じるかどうかは別として、陰陽師も修験者も寺も神社も町中の呪い師も皆が結界を張りなおしていたら、人の集まるところというのは独特の場が現われるのだなと感じた。

  • たくさん さん

    とても楽しくて一気に読めた。語り手の意思に一貫性がありちょっと大掛かり過ぎるところ細かすぎるところもよくわからないけれど一理ありうる。結界についてどういうものかもわからないし、作って存在して動かされるとかまったく私には感じれない世界なので理解できないのが悔しい。最後の章の結界の使われ方の章が一番面白かった。自作も期待。

  • taiyou gyousi さん

    面白かった!まず、この本を読むまで陰陽師が今も存在しているとは思ってもいなかったので驚いた。 日本全国結界だらけなんだと知ってまたまた驚き。 その中でも安倍晴明の張った結界は1000年以上経た今もしっかり残っているほど強力だなんて。 日本史を陰陽師の視点で見ると、今までとは違う史実が分かってそれも面白い。 科学が中心の現代でありながら、見えない部分で日本を守る側、破壊しようとする側の攻防が打ち広げられているのが恐ろしくもありワクワクもあり。

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安倍成道

1981年、京都府生まれ。第27代陰陽師。15歳のときの「元服の儀」にて、第27代安倍成道成智を襲名。現在は、第26代である父のもとを離れ、都内で陰陽師として活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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