運命屋 幸せの代償は過去の思い出 ファン文庫

植原翠

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784839965693
ISBN 10 : 4839965692
フォーマット
出版社
発行年月
2018年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
植原翠 ,  
追加情報
:
288p;15

内容詳細

「運命屋(サダメヤ)」に頼めば未来を変えられるが、その対価は過去の記憶で支払う…。そんな都市伝説に導かれ、運命屋を営む千夜子と出会った大学生の慧(さとし)は、彼女の仕事を手伝うことになる。次々訪れる依頼人の願いをかなえる千夜子には真の目的があり、それには慧が大きくかかわっていた…。大好評「猫の木」シリーズの著者が描く現代ダークミステリー!

【著者紹介】
植原翠 : 2016年12月に小説投稿サイト「エブリスタ」の大人気作の書籍化「喫茶『猫の木』物語。―不思議な猫マスターの癒しの一杯」でデビューし、好評を博した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • はつばあば さん

    触ることによって人の記憶が読み取れ、未来を変える事のできる千夜子。幼い頃の思い出・・女の子が誘拐されるのを止めることができなくてトラウマとなっている慧。そんな二人が出会ったのは必然か。過去の自分は言い訳をさせてくれない。未来は過去の上に成り立つ。過去の積み重ねが未来を作る。中学の時イジメて死なせた子に何千万もの支払いが、バイト先でアホなことして訴えられる子もいる。子ったって天下の大学生だ。猫も杓子も行くから大学へと親は願う。ホストに入れあげる女学生もいれば・・あぁもう云うまい。未来は自分の生き様が示すさ

  • やまと さん

    自分の過去の記憶を対価として支払うと未来を変えてくれるという都市伝説がまことしやかに囁かれる運命屋を営む千夜子の助手を務めることになった大学生の一ノ瀬慧。二人で様々な依頼をこなしながら千夜子が抱く切なる願いと慧が抱えるあるトラウマの真相が明らかになっていくミステリー。優しさと非情さを持ち合わせる千夜子に翻弄されながら自身の心と向き合いながら突き止めた真実は後悔と深い悲しみに包まれたものでしたが、二人ならきっとその中に生まれた微かな光を掴み取ることができるだろうと思います。まずまずかな。

  • asky0084 さん

    ★★★☆☆

  • 宵ノ月斗夢 さん

    運命屋。 それは、過酷な過去を持つ女性が 生命を削っても成し遂げなければ ならない仕事だった。 読んで欲しくないけど、それ以上に 読んで欲しい一冊です。

  • ふふふ さん

    あってもおかしくない能力だな、っって感じで、それなりに現実感ありました。主人公がまっすぐなので、嫌な気持ちになれずに楽しめました。男友達ってさっぱりしてるのかと思ったけど、そうでもないのか、ってそこがへー、でした。

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人物・団体紹介

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植原翠

動物と植物を愛する自由人。2016年12月に小説投稿サイト「エブリスタ」の大人気作の書籍化『喫茶「猫の木」物語。〜不思議な猫マスターの癒しの一杯〜』でデビューし、好評を博した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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