グレン・エリック・ハミルトン

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冬の炎 ハヤカワ文庫NV

グレン・エリック・ハミルトン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150414337
ISBN 10 : 4150414335
フォーマット
出版社
発行年月
2018年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
464p;16

内容詳細

軍を除隊し求職中のバンに、祖父の友人だったウィラードが、恋人とともに山中の山小屋に出かけたきり戻らない姪のエラナを捜してほしいと依頼してくる。気楽に引き受けて雪山へと赴いたバンだったが、そこには若い男女の無残な死体が転がっていた。恋人の男性がエラナを射殺して自殺したように見えたが…疑問を感じて真相を探りはじめたバンは、やがて意外な事実に行き当たった!好評『眠る狼』に続くシリーズ第二弾。

【著者紹介】
グレン・エリック・ハミルトン : 米国ワシント州シアトル生まれだが、北太平洋の洋上をはじめとした船上で育つ。2015年発表の『眠る狼』でデビューし、アンソニー賞、マカヴィティ賞、ストランド・マガジン批評家賞の最優秀新人賞を受賞し、エドガー賞、バリー賞、ネロ・ウルフ賞でも候補になるなど高い評価を受けた。カリフォルニアに家族とともに住んでいるが、しばしば故郷シアトルに戻っている

山中朝晶 : 1970年北海道生、東京外国語大学外国語学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Panzer Leader さん

    過去に曰くあり又は犯罪に手を染めていて今はPTSDに苦しむ元軍人ってテンプレートがあるんだろうか。最近この手の作品が多いような気がする。だから面白く読ませるには魅了的な主人公、ページターニングなストーリー、一癖も二癖もありそうな脇役陣、それと悪役/犯人側の無慈悲な狡猾ぶりが必要。本作は最初の三つはオッケーだけど犯人側の動機やあくどさがちょっとなあと思った。それでも前作同様シリーズを追っかけたいと思わせる平均以上の出来。祖父ドノの出番があまり多くなくて残念。

  • seacalf さん

    この手のハヤカワを読んで育ったので、バンの活躍第2段の本作も無条件に大好き。とんでもなく強く、ニヤリとさせる減らず口もスマート。女性にもモテモテ。とある国のスパイや猿顔の泥棒さんと似たような設定だが、善悪はどうあれ芯のある人物を主人公に据えると安心してどっぷり読書に浸れる。随所に現れるアイリッシュ気質も好み。惜しむらくは前作のキャラ達を度忘れして、にやにや度合いが少し減ったこと。年は取りたくないものだ。ルースやレオ、アディやホリス、ゲリン。きら星のように魅力的な脇役達を忘れる前に次作が翻訳されますように。

  • ずっきん さん

    『眠る狼』続編。派手なアクションがあるわけじゃないしクライムノベルとも違う。ガチガチのミステリーでもなきゃ、主人公のバンがPTSDに苦しみながらも非常に生き生きと描かれてるので、ハードボイルドって感じでもない。だがしかし、なんかもうアメリカ野郎だなあ、そこ頑張っちゃうんだなあ、と、ぎゅううと胸を掴まれ、ゴリゴリの読みごたえに持ってかれました。バンを取り巻く人物や、その人間模様の変化変容も読みどころ。「これからパーティだというのに、踊らない手はないじゃないですか」って、まさにその通り!早く次が読みたい。

  • わたなべよしお さん

    シリーズ2作目。なかなか凝った作りなんだけど、どの場面も、いつかどこかで読んだような既視感がある。印象としては1作目の方がよかったかな。

  • しゃお さん

    『眠る狼』の続編。退役し故郷に戻ったバンは亡くなった祖父の友人ウィラードがより姪のエラナを捜してほしいという依頼を受けて彼女が恋人と向かったという冬の山へ向かうが、二人の死体を見つけその真相を追うという物語。前作同様に時折挿入される過去の場面がバンの言動を印象付けるものになっており、ハードボイルドアクションの王道として楽しめます。今回はバンの相棒となるレオが登場し「これからパーティだというのに、踊らない手はないじゃないですか」と発する言葉が、これからの二人を何よりも象徴するようです。

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米国ワシント州シアトル生まれだが、北太平洋の洋上をはじめとした船上で育つ。2015年発表の『眠る狼』でデビューし、アンソニー賞、マカヴィティ賞、ストランド・マガジン批評家賞の最優秀新人賞を受賞し、エドガー賞、バリー賞、ネロ・ウルフ賞でも候補になるなど高い評価を受けた。カリフォルニアに家族とともに住ん

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