感情的になる前に知らないと恥ずかしい中国・韓国・北朝鮮Q&A

富坂聰

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062210430
ISBN 10 : 4062210436
フォーマット
出版社
発行年月
2018年05月
日本
追加情報
:
194p;19

内容詳細

超大国のアメリカ、中国の力をもってしても、北朝鮮の暴走を止められないのは、なぜだと思いますか?その答えに近づくために必要なのは、それぞれの国の外交に隠された意味を読み解く力です。いま、東アジア情勢は緊迫しています。これから世界と付き合っていく世代にとって、「各国にとってのメリット」を分析するクールさと、歴史の事実に率直に目を向ける姿勢は必須のものとなります。他国や他国民を罵ったり、「日本は優れている」とやみくもに主張したりしていても、国際感覚が養われることはありません。現代中国を専門に研究するジャーナリストが、Q&A形式でわかりやすく、中国・韓国・北朝鮮と日本との間に何があったのか、何が起きているのか、基本となる事実を伝えます。

目次 : 第1章 北朝鮮は「厄介者」なのか?(北朝鮮がミサイル発射実験を繰り返し、戦争が近づいているかのようです。北朝鮮は韓国と戦争をしたいのでしょうか?それともアメリカと戦うつもりなのでしょうか?/ 核開発、ミサイル発射実験を繰り返す北朝鮮を、中国はコントロールできるのでしょうか? ほか)/ 第2章 認めざるを得ない隣人・中国(日本の書店には、「中国経済が崩壊する」と、未来を予言するかのような本が、たくさん並べられています。本当のことなんですか?/ そんなに中国が嫌いだったら、どうして日本は、中国と付き合うのをやめないんですか? ほか)/ 第3章 尖閣諸島をめぐる領土問題はあるのか?(尖閣諸島は、日本と中国、いったいどちらのものなんですか?/ いつから、尖閣諸島をめぐる問題が、大きく取り上げられるようになったのですか? ほか)/ 第4章 発火点としての靖国神社参拝(なんで、8月15日の終戦記念日に日本の大臣が靖国神社に参拝すると、中国が怒るのでしょうか?/ なぜ、日本の報道機関は、大臣たちが靖国神社に参拝したこと、そして、中国や韓国がそれに反発したというニュースを繰り返すのですか? ほか)

【著者紹介】
富坂聰 : 1964年生まれ。台湾で中国語を学んだ後、北京語言学院を経て、北京大学中文系に進む。1988年に北京大学を中退後、『週刊ポスト』、『週刊文春』の記者として取材にあたる。2002年、フリージャーナリストとして独立し、中国情勢、中国問題を中心にインサイドレポートを発表している。1994年、『龍の伝人たち』(小学館)で21世紀国際ノンフィクション大賞(現・小学館ノンフィクション大賞)優秀賞受賞。さまざまなメディアへの執筆活動のほか、テレビ番組のコメンテーターも務める。2014年に拓殖大学海外事情研究所教授に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あかは さん

    読みやすく書かれているので、学生さんにも読めそうです。……結構、知らなかったこともあったので、今までほんと無関心すぎたんだなと再確認。何しろ歴史は恥ずかしいことに近代はあまり知らないので、今更ながらそっち関係も読んでみようと思います。1つの本でわかった気になるのも危険ですからね。でも、この本の言ってることはなるほど〜と思うことが多かったです。

  • 組織液 さん

    ふと目についたので図書館で借りました。内容も難しくなく振り仮名もついているので小学生にでも読めるのでは?中国、韓国、北朝鮮と書いてありますが大体が中国の話題で韓国に関してはほぼおまけ程度しか載っていません。これなら中国一点に絞った方が良かったのではと少し思いました。中国では靖国参拝=日本軍肯定になるという例を挙げて「ある事柄が国境を越えた時、意味が単純化されて相手国民に理解されてしまう現象が起こる」ということが書いてありましたが、今思えばこれは自分にも当てはまることがあったので反省しておきます((

  • spatz さん

    細かいところでは納得いかないところもあるが、大筋ではよいのではないかとおもう、政治的なこととか(17歳高2)

  • 乱読家 護る会支持! さん

    世界情勢を語る場合、〇〇国は悪い国だ!〇〇国は良い国だ!〇〇国は嫌いだ!〇〇国は好きだ! という、良い悪い、好き嫌いで判断している方がとても多い気がします。 特に、北朝鮮、韓国、中国に対しては、悪い国、嫌いな国で思考が止まっている方が多い。。。 それぞれの国の歴史を見れば、その主要民族の価値観や国としての性格がわかる。また、それぞれの国が、何のためにその国策をしているのかがわかってくる。。。 で、この本は隣国の事を少し理解できるようになる本です。 そして詳しくお知りになりたい方は、独立講演会へ!!

  • Arowana さん

    なるほど!

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人物・団体紹介

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富坂聰

1964年愛知県生まれ。北京大学中文系に留学した後、週刊誌記者などを経てフリージャーナリストに。94年『「龍の伝人」たち』(小学館)で、21世紀国際ノンフィクション大賞(現・小学館ノンフィクション大賞)優秀賞を受賞。新聞・雑誌への執筆、テレビコメンテーターとしても活躍。2014年より拓殖大学海外事情

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