道徳を基礎づける 孟子vs.カント、ルソー、ニーチェ 講談社学術文庫

ジュリアン フランソワ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062924740
ISBN 10 : 4062924749
フォーマット
出版社
発行年月
2017年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
360p;15

内容詳細

井戸に落ちそうな子供を助けることは憐れみなのか、義務なのか。ルソーもカントも道徳を基礎づけることを試みた。しかし「誰も成功していない」(ショーペンハウアー)。ニーチェは道徳の系譜学へと目を向けた。そして今、思想史を相対化し伝統を確認しながら、著者は孟子との対話を始める。賢者の石は、中国思想を批判的に揺さぶり続けたその先にある。

目次 : 1 憐れみをめぐる問題(忍びざるものを前にして/ 基礎づけか比較か―あるいは基礎づけのための比較 ほか)/ 2 性と生について(人性論/ 善か悪か ほか)/ 3 他者への責任(人間性、連帯/ 天下を憂う)/ 4 意志と自由(妄想的な意志?/ 自由な観念なしに)/ 5 幸福と道徳の関係(正義は地上に存す/ 地は天に肩を並べる ほか)

【著者紹介】
フランソワ・ジュリアン : 1951年生まれ。フランスの高等師範学校で古典学を学び、ギリシア哲学研究の後、中国思想に取り組む。パリ第七大学教授

中島隆博 : 1964年生まれ。東京大学教授。中国哲学専攻

志野好伸 : 1970年生まれ。明治大学准教授。中国哲学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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