異郷のモダニズム 満洲写真全史

竹葉丈

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784336061577
ISBN 10 : 4336061572
フォーマット
出版社
発行年月
2017年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
252p;27

内容詳細

大陸に注がれた「眼差し」の変容―満洲を含む中国各地を記録した『亜東印画輯』、淵上白陽と“満洲写真作家協会”によって展開された芸術写真、プロパガンダを彩った華やかなるグラフ雑誌の数々―。当時制作されたヴィンテージ・プリントなど300点を超える写真と論考によって、その変遷をつぶさに跡付ける決定版!

目次 : 第1章 大陸の風貌―櫻井一郎と“亜東印画協会”/ 第2章 移植された絵画主義―淵上白陽と“満洲写真作家協会”/ 第3章 宣伝と統制―満洲国国務院弘報処と登録写真制度/ 第4章 プロパガンダとグラフィズムの諸相―1930年代写真表現の行方/ 第5章 廃墟への「査察」―ポーレー・ミッション・レポート

【著者紹介】
竹葉丈 : 1961年生まれ。名古屋市美術館学芸員。写真(史)に関する調査、展覧会企画に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 姉勤 さん

    満州。大国の”当時の”正当な対価要求として、遅ればせながら植民を開始した日本。真を写す。といいつつ、ファインダーを覗くのが人間である限り、映り込んだ意味も含む。それでも、弁髪と着物を着た異民族同士が笑顔で並び、碧眼の家族、重工業や開拓で開けていく大地の近郊には、古寺や石仏、地平をラクダが歩き、騎馬の大陸浪人が駆ける。幻のユートピア。しかし、時ととともにプロパガンダ色が強くなり、やがて敗戦によるソ連軍と人民軍により、瓦礫に変わる。史上初の人種を超えた王道楽土の可能性。この輝かしくも、罪多き言葉。

  • ナハチガル さん

    文章は途中から流し読み。写真はとても面白かった。別途読んでる満州もののイメージを掴むうえでは非常に参考になった。不謹慎かもしれないが、歴史的な意義や功罪は別として、このビジュアルには、末期の九龍城とか、スチームパンクのような、やや不健全な、人為的だが制御しがたいような、キメラ的な魅力がある。A。

  • takao さん

    ふむ

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竹葉丈

1961年生まれ。名古屋市美術館学芸員。現代美術、写真(史)に関する調査、展覧会企画に携わる。2018年、展覧会「異郷のモダニズム―満洲写真全史」ならびに同展図録出版(2017年、国書刊行会)により、日本写真協会学芸賞、第30回写真の会特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていた

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