21世紀に安部公房を読む 水の暴力性と流動する世界

李先胤

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784585291152
ISBN 10 : 4585291156
フォーマット
出版社
発行年月
2016年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
308p;22

内容詳細

『壁』、『第四間氷期』、『砂の女』など多くのテクストに繰り返し登場する水の表象と、流動する世界を描いた作品群から、固定概念をゆるがすもの=「怪物」としての文学を考察。時代の転換期に成長し、戦後復興とともに創作を続けた作家の思想を、9.11、3.11を経て世界に読み直す。

目次 : 序章 安部公房の思想と時代/ 第1章 “怪物性”という概念と安部公房の文学論/ 第2章 水の表象と暴力/ 第3章 裁きと排除の空間/ 第4章 「水」と「変形」をめぐる科学的言説の射程/ 結語 水の波動、転換期を渡る方舟―科学の言説による詩学

【著者紹介】
李先胤 : ソウル生まれ。梨花女子大で哲学、高麗大で日本語日本文学を専攻。東京大学大学院総合文化研究科修士、博士課程修了。博士(学術)。梨花女子大、高麗大、誠信女子大非常勤講師、梨花女子大人文科学院研究教授等を経て、現在、高麗大GLOBAL日本研究院HK研究教授。専門は近現代日本語文学、文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mstr_kk さん

    うーむ。この本は、何のためにあるのでしょう?残念ながら研究として、何か発見があったとは思えないのですが。洞察と考察が欠けています。はっきりいって、作品を読めば感じられたり理解できたりすることを、わざわざ一冊の本にして出す意味はないと思います。あと、最近の安部公房研究者は、小説を分析することができないのでしょうか。ちゃんとした作品分析ができないから、安部公房の作品に関係ないことをむりやり書くことになっているのだと思います。

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李先胤

ソウル生まれ。梨花女子大で哲学、高麗大で日本語日本文学を専攻。東京大学大学院総合文化研究科修士、博士課程修了。博士(学術)。梨花女子大、高麗大、誠信女子大非常勤講師、梨花女子大人文科学院研究教授等を経て、現在、高麗大GLOBAL日本研究院HK研究教授。専門は近現代日本語文学、文化(本データはこの書籍

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