エリック・フランクラッセル

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わたしは無 (創元sf文庫)

エリック・フランクラッセル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488631048
ISBN 10 : 4488631045
フォーマット
出版社
発行年月
2013年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
270p;15

内容詳細

イギリスSF界、伝説の名手による傑作短編集!未開の惑星で孤立した遭難者たちの苦闘を描く「どこかで声が…」。合法的な安楽死施設を訪れた男を見舞う運命「U‐ターン」。他人の肉体に乗り移れる装置を悪用する男との対決「忘却の椅子」。文明崩壊後の人類を救おうと企図する異星の詩人「ディア・デビル」。冷酷な独裁者が一人の少女と出会う「わたしは“無”」など全六編。

【著者紹介】
エリック・フランク・ラッセル : 1905年、イギリスのサリー州サンドハーストに生まれる。34年からSFファン活動を始め、“英国惑星間協会”の創立メンバーにもなった。37年、米国のSF誌『アウスタンディング・ストーリーズ』で作家デビュー。39年には第一長編『超生命ヴァイトン』を発表。55年、ユーモア短編「ちんぷんかんぷん」でイギリス人初のヒューゴー賞を受賞。同世代のイギリスSF作家ジョン・ウィンダムと並び、英米両国で絶大な人気を誇った。78年逝去

伊藤哲 : 1925年生まれ。東京大学理学部中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    『どこかで声が…』は困難な状況に居る人間とそんな人間へ救いを齎すわけでもないが絶対に居るとされる神の存在性というものへの証明だったのでしょうか。ラストが『ディア・デビル』はザ・SFです。

  • 鯖 さん

    「どこかで声が…」がよかった。悪人善人入り混じっての9人がある惑星に不時着して、ひとりまたひとりと善人から死んでいく。最期には犬一匹しか残らない。全く救いもない逆フランダースの犬みたいな話なはずなのに、どうしてこんなに泣けるんだべな。極限下でって、善人であっても人のどうしようもなく醜いところが出てくる話ばかりが目立つけれど、この話は悪人のどうしようもなく美しいところが見受けられて、すごくよかった。

  • 鐵太郎 さん

    エリック・フランク・ラッセルの、さまざまな主題で思想やモラルというSFではふつう描かないテーマをもとにした短編集。1975年の初版本で、40数年ぶりの再読。なるほどね、こんな時代にラッセルはこういう指摘、主張をSFの場で書いていたのか。SFとして、とか科学的世界としては、もはや時代からはるかに取り残されているけれど、ラッセルの言葉は奇妙に新しいところがあって、面白い。

  • ベック さん

    安心して読める非常にオーソドックスなSFながら、扱われているテーマが人間の良心に問いかけるものが多いので、読んでいて癒される。なおかつ物語としてのおもしろさもあるからこの一冊でたちまちファンになってしまった。もっともっと紹介してほしい。ステレオタイプなんだけど「ディア・デビル」は琴線にふれる話だったなあ。

  • 記憶喪失した男 さん

    終始、緊迫感のする短編集だった。だが、これだという傑作はないなあ。

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