赤い呪縛

小杉英了

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041029602
ISBN 10 : 4041029600
フォーマット
出版社
発行年月
2015年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
253p;20

内容詳細

注目の新鋭が描く、男女の愛憎うずまく恋愛サスペンス。
校正者の秋川美苗は、パーティで出会ったエリート学者・葉山との恋に墜ち、結婚前提の付き合いを始める。ある晩、彼が寝言で「マリ」という女を呼ぶ声を聞いてしまう。葉山に隠された過去が明らかになり……。

【著者紹介】
小杉英了 : 1956年、北海道生まれ。関西学院大学文学部卒業。公務員、広告企画業、翻訳業などを経て、現在は自営校正業。第19回日本ホラー小説大賞で大賞を受賞し、2012年『先導者』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • momi さん

    テレビドラマにありそうなサスペンス!!愛憎劇です!女の職業は校正者、男は大学の先生!彼との新しい生活が現実になろうとしていたある日…。男に女の影が!夢にうなされる男!「来るんだ…。あいつが…!!」自殺したはずの女がやって来ると言う!!ドロドロなんだけど読み終わると、なんだか切ない…。愛する男のために女がとった行動とは!?書店で「どんでん返し」の帯にひかれて購入!う〜ん。どんでん返しは何処にもありません!愛憎ドラマだと思って下さいって感じです…。

  • ジンベエ親分 さん

    「先導者」がすごく良かったので著者の他の作品を探して入手した。歳取ってからデビューしたためか、まだ作品は少なく、独特の文体と相まって意外にここの評価は低いんだよねー。でも本作もとても良かった。地方都市の校正者という主人公の設定は、いかにも実社会で長く生きてきた著者ならでは。40近い独身のキャリアウーマンの焦りや閉塞感がひしひしと伝わる序盤から、やっと掴めそうな幸せが婚約者の「マリ」という寝言から崩壊を始め… ストーリーは一気にサスペンスフルに。…むちゃくちゃ良いんですけど。表紙は怖いけど(笑)

  • そうたそ さん

    ★★★★☆ SF色の強かった前作、前々作に比べて今作は打って変わってミステリ。主人公である校正者の美苗はパーティで出会ったエリート学者の葉山に恋をする。結婚を前提に葉山と付き合い始めた美苗であるが、ある日葉山が寝言で「マリ」という女を呼ぶ声を耳にしてから葉山の謎の過去が徐々に明らかとなり、事態は思いもよらぬ方向へ転んでいく。話の展開としてはオーソドックスであるが、一気に読ませるストーリー構成が見事。愛憎渦巻くストーリーに気味の悪さを感じさせる人物たち。ミステリだけでなくホラーとしても秀逸な一冊。

  • るんるん さん

    主人公の校正者の仕事には興味持てました。帯の宣伝と表紙に期待しすぎました。淡々と読めました。

  • 天笑院たか姫 さん

    ただひたすらに愛しただけの無垢な女・マリ。校正者で38歳の美苗は、これが最後の相手だと固執する。ふたりの女に愛される身勝手な男は、マリの呪縛から一生逃れられないと思った。美苗の執念にも恐れ入りました。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品