ロベルト・サヴィアーノ

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コカイン ゼロゼロゼロ 世界を支配する凶悪な欲望

ロベルト・サヴィアーノ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309206677
ISBN 10 : 4309206670
フォーマット
出版社
発行年月
2015年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
519p;20

内容詳細

全世界1000万部のベストセラー『死都ゴモラ』に続く巨篇ノンフィクションノベル。世界経済に深く根を下ろす死の薬コカインが、いかに一般市民を蝕み、すべてを崩壊させているかを描く。

【著者紹介】
ロベルト・サヴィアーノ : 1979年、イタリアのナポリに生まれる。ナポリ大学哲学部卒業後、2002年よりジャーナリストとして活動。2006年に『死都ゴモラ―世界の裏側を支配する暗黒帝国』で鮮烈なデビューを果たす。同書は50カ国以上で翻訳され、世界的に注目される。以来、犯罪組織「カモッラ」に命を狙われ、警察の厳重な警護下に置かれながらも、各種メディアで精力的な言論活動を続ける

関口英子 : 埼玉県生まれ。旧大阪外国語大学イタリア語学科卒業。翻訳家。児童書やノンフィクション、映画字幕までイタリア語の翻訳を幅広く手掛ける

中島知子 : 神奈川県生まれ。日本エディタースクール卒業。ライター、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ケイ さん

    「お前が深淵を覗くとき、深淵もまたお前を覗いている」(ニーチェ) 500頁に渡り、詳細に語られる様々な麻薬王、抗争、凄惨なリンチ、大量殺戮。そして、最終章は「私は長いこと深淵を覗いたあまり、自らが怪物と化してしまった」という一文から始まる。彼をイタリアの国家警察が警備しているが、彼に心の平安はない。警護の下、人間らしく暮らすお手本としてサルマンラシュディ氏に感謝しているあたり、彼の陥った闇の深さを思う。しかし、麻薬ビジネスの勝者は常に身を危険に晒しているのは同じこと。彼らの方には国の警護はない。

  • hideo さん

    ウィンズロウの「犬の力」の現実が、この本の中にある。登場人物が多すぎて、人間関係が今一つわからないが、こんなものが世の中に出回って流通していること自体恐ろしく感じる。冒頭のサヴィアーノの独白が、最後まで読むと黙示録のように聞こえてくる。メキシコ・コロンビアには旅行に行きたくなくなる1冊。

  • 宇宙猫 さん

    ★★ 000はイタリアで小麦の最高品質表すが、見た目がコカイン同様なので使ったとのこと。本書はコカイン製造販売組織、抗争、政府との癒着やDEAの捜査などについて書かれている。内容は悪くないけど、本としてはいまいち。ある組織の歴史についてダラダラ記述していたり、下手な小説家のような修飾過剰な文章が続いたり、衝撃的な内容では それを誇張するような書き方がされてたり、うんざりしてくる。たんにイタリア的なのかもしれないけど。

  • Panzer Leader さん

    コカインを巡る様々な各国の人物・事件・事象を描き切る渾身のノンフィクション。強烈な印象を残した海外ドラマ「ブレイキング・バッド」に触発されて本書に臨んだが真実を語っているだけに本書の衝撃度はそれ以上。 一つ一つの事件がまるで映画かドラマのように思えてくる。次に読もう思っているドン・ウィンズロウの「犬の力」や「ザ・カクテル」でもその内のいくつかがきっと描かれているだろう。

  • わたなべよしお さん

     グローバルなコカインの世界を垣間見せてもらった。すごい話で、とても面白く、興味深かった。取材も大変だったろうと思う。確かに、薬物経済を抜きに世界経済を語るのは、間が抜けた話かもしれない。銀行まで支配する活力と経済力は恐ろしい。現代を読み解くには欠かせない一冊だろう。

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