COSMOS 下 朝日選書

カール・セーガン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022630049
ISBN 10 : 4022630043
フォーマット
出版社
発行年月
2013年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
木村繁 ,  
追加情報
:
19

内容詳細

1972年、木星探査機パイオニア10号の打ち上げに際し、著者のカール・セーガン博士は「宇宙人」にあてて一通の「手紙」を積み込んだ。限りなく広がる宇宙、暗黒の空間のなか、知的生物の住む惑星に流れ着く可能性はほとんどゼロ。しかし博士は「人類よりもはるかに進んだ文明人が宇宙のどこかにいて、パイオニアを発見し、拾いあげてくれる」。そんな期待を込めて、金属板に裸の男女を描いた「絵手紙」を搭載した。ボイジャー1号、2号には、地球のさまざまな音を録音したレコードを積み込むなど、人々の宇宙への夢と関心をかき立てた。下巻では、相対論、恒星や銀河の成り立ち、ブラックホールなどに触れながらビッグ・バン宇宙論について詳述。核戦争後の地球を描いたセーガン博士はすぐれた科学者であるとともに平和主義者でもあった。科学ジャーナリスト・内村直之氏の解説付き。

目次 : 7 天のかがり火/ 8 時間と空間の旅/ 9 星の生命/ 10 永遠のはて/ 11 未来への手紙/ 12 宇宙人からの電報/ 13 地球のために

【著者紹介】
カール・セーガン : 1934年、米国ニューヨーク市生まれ。シカゴ大学で天文学を学び、カリフォルニア大学、ハーバード大学などを経て、71年からコーネル大学教授。惑星大気の研究などをしながら、米航空宇宙局(NASA)の太陽系惑星の探査計画に指導的な役割を果たしてきた。宇宙や生命の起源についての優れた科学啓蒙家としても知られる。96年12月死去

木村繁 : 1932年、熊本市生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。朝日新聞東京本社科学部長、調査研究室幹事などを歴任。87年11月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • C-biscuit さん

    積読本。ついに読了。読むのに苦労したわけではないが、下巻もついに読み切った。本は宇宙の話なのであるが、後半は、著者の知識や哲学など深い考えが書かれており、人類の歴史、戦争、将来にわたり考えさせられる内容になっている。宇宙についてそう詳しくないものの、ここで述べられている内容が、実験や観測によって証明されたりし、少しづつ明らかになってきており、内容は著者の考えも含め、まったく古びていない印象を受ける。また、何十年か先にこの本を読んでみると面白いかも知れない。自分の子供にも是非読んでもらいたいと思った。良本。

  • リョー ボッチ さん

    中盤くらいまでは各章で詳しく宇宙の誕生〜地球の生命、知性の大切さ、社会のあり方が述べられている。とてもわかりやすい文章なのでスイスイ読んできたが、唯一読むのに引っかかったのが10章で、「ああ、ちゃんと物理の授業聞いておけばよかった」と後悔した。ビッグバン理論、次元の話…。それ以外は、「いかに私たちがこの地球で生きてきて、これからも生きていくべきか」が語られる。科学者であるということが、自然に対するひたすらな好奇心と、理解できないことへの謙虚さであることがよくわかった。簡単にわかろうとしてはいけないんだな。

  • nicokiyo さん

    今読んでも色褪せておらず、素晴らしい

  • Hal さん

    シンのフェルマーの最終定理を読んだ時も思いましたが、"科学"というものは、過去の偉人たちが少しずつ切り開いてきた道をたどり、その更なる先を目指すものなんですね。そういった意味で、本書は宇宙に関連する分野において、良く"道"を示していると思います。

  • 黒胡麻 さん

    下巻は恒星や銀河そして知的生命体の話。150億年の宇宙の進化の果てに今ここに人類がいる。人と宇宙はつながっている。全面核戦争の脅威は去ったけど、まだまだ人類は争い続けている。そしてこの本が書かれた当時よりも宇宙に関心を失い内向きになってしまっているような気がするのが残念。

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カール・セーガン

1934年、米国ニューヨーク市生まれ。シカゴ大学で天文学を学び、カリフォルニア大学、ハーバード大学などを経て、71年からコーネル大学教授。惑星大気の研究などをしながら、米航空宇宙局(NASA)の太陽系惑星の探査計画に指導的な役割を果たしてきた。宇宙や生命の起源についての優れた科学啓蒙家としても知られ

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