CD 輸入盤

ドイツ・レクィエム クレンペラー&フィルハーモニア

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
5669552
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
CD

商品説明

クレンペラーの《ドイツ・レクイエム》

1961年ステレオ録音。クレンペラーは声楽大作も得意にしていましたが、そのアプローチは交響曲のときと基本的に同じで、晩年のものなどではときに肺が心配になるような演奏もおこなっていました。しかしこのドイツ・レクィエムではテンポはまっとうであり、各フレーズへの厳格な対応、形の維持によって、フーガの見事なさばきかた、及び拍節感の強い抽出は印象的な演奏に仕上がっており、全体構成のシンメトリーなど様式美も感じられ、ブラームスらしいシリアスな感触に満ちているのがポイントとなっています。

収録曲   

クラシック曲目

  • Johannes Brahms (1833 - 1897)
    German Requiem, Op. 45
    演奏者 :
    Schwarzkopf, Elisabeth (Soprano), Fischer-Dieskau, Dietrich (Baritone), Downes, Ralph (Organ)
    指揮者 :
    Klemperer, Otto, Klemperer, Otto
    楽団  :
    Philharmonia Chorus, Philharmonia Orchestra
    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Requiem
    • 作曲/編集場所 : 1854-1868, Austria
    • 言語 : German
    • 時間 : 69:9
    • 録音場所 : 1961, Kingsway Hall, London, England [Studio]

総合評価

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年季の入ったファンなら知らない者のないよ...

投稿日:2012/04/26 (木)

年季の入ったファンなら知らない者のないような名盤だが、最近、廉価盤やSACDといった様々な盤で入手可能になったのを喜びたい。辛口のドイツレクイエムというべきもので、演奏の感じはレヴューアーの皆さんの評論の通りで、あまり付け加えることはないのだが、久しぶりに聴いてみて、ソリスト2人の技術的高さと言語表現のレベルの高さに舌を巻き、巨匠クレンペラーの渋く重厚な響きと速めのテンポで感傷を排した無愛想ながら、そこはかとなく湧き上がってくる温かみには感銘させられる。屈折した意地悪男クレンペラーの鬼瓦のような顔のメガネの奥でギロリと輝く目が、神聖な音楽に感極まり、うっすらと涙で光る姿を想像してしまう。実際はそんなヤワな人ではなかったのだろうが…。クレンペラーのドイツレクイエムは、ほかに50年代のウィーンフィルとのライヴ盤などもあり、そちらはオケの響きも手伝って、より若々しいというか元気な感じに仕上がっている。

eroicka さん | 不明 | 不明

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 多くの指揮者がこの素晴らしい名曲を1つ...

投稿日:2012/03/20 (火)

 多くの指揮者がこの素晴らしい名曲を1つの音の“塊り”として私たちにぶつけてくるのに対して,クレンペラーは違う。一音一音を大切に丁寧に奏させ,それらを積み重ねて私たちに届けてくれる。積分した結果を届けてくれる多くの指揮者が多いのに対して,あたかも作品をまず微分して見せてくれて,それを改めて積分(組み立て)して見せてくれているかのよう。今まで耳に届いてこなかった音が聞こえてくるし,遠くでひっそりと鳴らされ殆ど聞き取れていなかったような音が,まるで主役であるかのような聞こえ方をしてくるし,ほんと,発見・再発見の宝庫だ。  ソロの二人の余りに上手すぎる歌唱に抵抗感を感じてしまう瞬間もありますが,この名演に傷をつけるようなものでは決してありません。特に管楽器に対するクレンペラーの見事な強調などを考えれば,ソロの強調も十分頷けるもの。  カラヤン,ジュリーニ,テンシュテット…名演は数多。そのどれとも違って聞こえ,そのどれもがもっていない魅力を届けてくれるクレンパラーに感謝です。

masato さん | 新潟県 | 不明

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ミサ・ソレムニスとともに、その真の姿を現...

投稿日:2012/02/06 (月)

ミサ・ソレムニスとともに、その真の姿を現したドイツ・レクイエム。重厚にして速めのテンポという、この時期のクレンペラーの奇跡とも言える表現がSACD化によって、見事に体現されている。奇跡の前に言葉なし。

淳メーカー さん | 愛知県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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