CD 輸入盤

交響曲第9番 ドゥダメル&ロサンジェルス・フィル(2CD)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4790924
組み枚数
:
1
レーベル
:
Dg
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


マーラー:交響曲第9番
ドゥダメル&ロサンジェルス・フィル


ロサンジェルス・フィルはアメリカを代表するヴィルトゥオーゾ・オケですが、意外にもマーラー9番のレコーディングはこれが初めて。ドゥダメルのマーラーは、映像リリースされた交響曲第1番でも明らかでしたが、きわめて克明な表情を持つエモーショナルかつ俊敏、エネルギッシュなものなので、さまざまな情報が集積されたマーラー交響曲第9番にはぴったりと思われます。
 しかもこの時期のドゥダメルは、ヨーロッパ・ツアーや、母国のシモン・ボリヴァルともマーラー9番を演奏するなど集中的に取り組んでおり、実際の演奏を通じてその解釈を突き詰める機会にも多く恵まれていただけに、手兵ロサンジェルス・フィルとの演奏には良い結果が期待できそうです。(HMV)

【収録情報】
・マーラー:交響曲第9番ニ長調

 ロサンジェルス・フィルハーモニック
 グスターボ・ドゥダメル(指揮)

 録音時期:2012年2月2-5日
 録音場所:ロサンジェルス、ウォルト・ディズニー・コンサート・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル)

収録曲   

  • 01. Andante comodo
  • 02. Im Tempo eines gemachlichen Landlers. Etwas tappisch und sehr derb -
  • 03. Rondo. Burleske (Allegro assai. Sehr trotzig -
  • 04. Adagio (Sehr langsam)

総合評価

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20代で欧米の主要オケを制覇し飛ぶ鳥を落と...

投稿日:2017/10/01 (日)

20代で欧米の主要オケを制覇し飛ぶ鳥を落とす勢いのドゥダメル、いっそのこと変なロシア人指揮者なんか止めて彼をBPOの音楽監督に据えればいいのにと思う。 僕は未だに何処が(何が)それ程いいのだろうかと、良く分からないで来ているのだが、今回もまた同様であった。第1楽章から弱音の弦や明滅する菅などデリケートでフレッシュな表現で悪くないし、全体の構成も出てはいる。第2楽章も同様だがマーラー独特のアイロニーがあまり感じられず、第3楽章も物理的な音の爆発は鮮烈だが、フレーズの描き方(アクセント)が単調で表面的。 最終楽章では中庸なテンポにアダージョらしい演奏が聴かせはするが、対位法的な描出は今ひとつで前半と後半の主題の変遷ももう一つ、と言った具合に部分的にも全体的にも何か中途半端な表現に終始してしまった感じが残った。昨日同曲でブーレーズの演奏を(CSO)聴いているので、余計にそういった印象を持ってしまったのかもしれない。

いやみなぶらいあん さん | 東京都 | 不明

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あくまでドゥダメルのマーラーであって、フ...

投稿日:2016/10/17 (月)

あくまでドゥダメルのマーラーであって、フツーのマーラー像を期待しないで聴いた方が楽しめる。その意味では第5番はまったく文句ない出来だたっと思うが、9番ともなるとちょっとビミョーで、第1楽章などは やはりこのスタイルだとかなり物足りなさが残ってしまう。ただ第3楽章は絶品。例えばバーンスタインなんかも名演だが、この楽章に関していえば、くどくて食傷気味になってしまいがち。しかしドゥダメルのスタイルであれば、徹頭徹尾納得がいって「あぁこういう曲だったのね!」と目から鱗である。もし近い将来「ドゥウダメルのマーラー」みたいなオムニバスCDでも発売されたなら、この楽章だけは絶対に落とさないでほしい。第4楽章は、曲的には第1楽章の延長線だが、演奏はむしろ第3楽章の好調さを引継ぎ、感動の深さは浅いものの、不満は第1楽章ほどは残らない。

ヒューブーン さん | 静岡県 | 不明

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ドゥダメルさんはマーラーが好きだそうで(...

投稿日:2013/07/27 (土)

ドゥダメルさんはマーラーが好きだそうで(インタビューで言っていました)、よく指揮もし、ディスクも揃いつつあります。第5番は正直「若さ」が目立って特に優れた出来とは思いませんでしたが、第8番は曲自身の祝祭性と演奏のイヴェント性が最高にうまく合体して感動的な出来栄えでした。さあ、そして第9番の登場です。ロスフィルを振ったライヴ録音です。まず、音が全般に暖色系であることが特徴です。きつさのない、丸みのある柔らかい響きを主体として、耳当たりのいい音が作られております。テンポはタイミング表で見るとゆったり目にもみえますが、実際に聴いていますと自然な感じで、これまた心地よい進行です。そして過剰な思い入れもなく、どこにも無理のない、うまいまとまりで全曲は終了します。従来この曲に付きまとった「死」と「恐れ」「諦観」といった解釈(イメージ)を取らず、純粋に美しい交響作品として再現してみせた、というところでしょうか。ドゥダメルさんの素直な音楽性がそれなりに活きて、全体の質は高いと言えます。ですがねえ、繰り返し聴いてみて、感動しなかったことはもとより、名演・好演といった評価も私はできないなあ。この曲の名演を数多く聴いてしまったせいで、想念とか到達目標が小さいとしか感じられないのですね。物足りない。この一語に尽きましょうか。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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