おおかみこどもの雨と雪 角川文庫

細田守

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041003237
ISBN 10 : 4041003237
フォーマット
出版社
発行年月
2012年06月
日本
追加情報
:
256p;15

内容詳細

大学生の花は、人間の姿で暮らす“おおかみおとこ”に恋をした。ふたりは愛しあい、新しい命を授かる。“雪”と“雨”と名付けられた姉弟にはある秘密があった。人間とおおかみの両方の顔を持つ“おおかみこども”として生を受けたのだ。都会の片隅でひっそりと暮らす4人だが、突然“おおかみおとこ”が死んでしまう。残された花は姉弟を連れて田舎町に移り住むことを決意する―。映画原作にして細田守監督初の小説登場。

【著者紹介】
細田守 : 1967年富山県生まれ。91年東映動画(現・東映アニメーション)に入社。アニメーターとして活躍した後、演出に転向。2005年フリーとなり、06年劇場版『時をかける少女』を発表。同作は日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞、アヌシー国際アニメーション映画祭長編部門特別賞など各国で受賞。09年『サマーウォーズ』ではデジタルコンテンツグランプリ経済産業大臣賞、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞など多数受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 射手座の天使あきちゃん さん

    未だ映画見ていないので自分のイメージ(小説の印象)と比較してみたいです! 自然がいい、周りの人とのふれあいがいい、雪と雨が成長していく姿がいい、そしてなにより花のせつなさ・懸命さがいいです!! (^_^)v

  • マーム さん

    映画封切前の予習。女手一つで子ども二人を育てるのは大変だという見方をするあたりは年齢の為せる業でしょうか。若い年代であれば雪や雨に感情移入するのでしょう。子どもがいつか親元を離れて行ってしまうのは世の常。それはおおかみこどもでも同じです。ただ、その時期が人間よりも少し早かっただけのこと。親子関係、姉弟の心の成長の違い、友達付合い、周囲の人々の温情、自然との接し方等様々な見方ができる作品ですが、如何せん私の乏しい想像力では各シーンの情景が思い通りに浮かんでこなかったので、後は映画館で楽しみたいと思います。

  • ミロリ さん

    花は、本当に強い。夫を亡くしても、子供に狼の血が流れていても、山へ向かって3人で生きようとする。もっと人に頼ればいいのにと思ってしまうけれども、ありえない状況を背負う花にとっては難しいこと。狼を選んだ雨を手放すときの思いとは一体どれほどのものなのか。ニコニコ笑っているだけのポーカーフェイスな花なので知りたいところが知れない。最後は、たった一人大きな家に残されている感じが寂しくて、まだ若いのに苦労をたくさん知っていることに泣ける。将来、雪も人を愛し、複雑な気持ちで子を産み育てるのかと思うとそれまた泣ける。

  • 美紀ちゃん さん

    胸に込み上げてくるものがある本。泣いた。私はあんなに潔く、しかも突然、花のようには子離れ出来ないかも。良い話だった。

  • 匠 さん

    映画を先に観ていてとても良かったのと、腑に落ちない点が補完できればと小説版を読んでみた。狼男と恋に落ち、彼の子を二人産んだ花が母親として過ごした日々の過酷さと幸福を軸に、子供たちが巣立っていくまでの親子それぞれの成長を描いた物語。人と人の繋がりの温かさ、地域社会で生きる現実、親子の絆、野生や本能など、多くのテーマを盛り込んでいた。人間の親というのは子に対し、もっと色々してあげたいのだと思ってしまうものなのかもしれないが、かけがえのない想い出と山から聞こえる遠吠えが、今の花を笑顔にしてくれていると信じたい。

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人物・団体紹介

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細田守

1967年、富山県出身。1991年に東映動画(現・東映アニメーション)へ入社し、アニメーターを経て演出(監督)になる。1999年に『劇場版デジモンアドベンチャー』で映画監督としてデビューを果たす。その後、フリーとなり、『時をかける少女』(2006年)、『サマーウォーズ』(2009年)を監督し、国内外

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