方向オンチの科学 迷いやすい人・迷いにくい人はどこが違う? ブルーバックス

新垣紀子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062573405
ISBN 10 : 4062573407
フォーマット
出版社
発行年月
2001年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18

内容詳細

方向オンチは生まれつきか。男女に差はあるのか。能力に関係しているのか。方向オンチの謎を認知科学の実験から解き明かし、その解決法を紹介する。

【著者紹介】
新垣紀子 : 大阪府生まれ。大阪大学大学院で物性物理学を専攻。1990年にNTT入社。研究所で人のナビゲーション過程の研究を行う。専門は認知科学。2001年4月よりNTT東日本法人営業本部マルチメディア推進部勤務。地理情報システムに関わる業務に従事

野島久雄 : 埼玉県浦和生まれ。東京大学大学院で社会心理学を専攻した後、1983年日本電信電話公社に入社、現在NTT生活環境研究所所属。社会心理学、認知科学の枠組みに基づいてヒューマンインタフェース、電子メディアとコミュニケーション、ドラえもん、思い出の研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • デビっちん さん

    認知心理学を中心に様々な実験を通じて多角的に方向音痴とは何か、その原因は、そしてどう対策すればいいかを解説してくれていました。方向オンチの人は、移動能力に劣っているのではなく、ある程度役に立つ情報を組み合わせるのが苦手とのことです。一部脳の中には磁力を感じる部位もあるようですが、方向音痴は技術である程度解決できることがわかりました。時間に遅れたり、迷ったりした際は、方向音痴だからと安易で楽な言い訳に逃げずに、自身の頭の使い方を省みるべきだと思います。

  • さきん さん

    人間は目的地につくまでに認識地図を作って向かうがそれは明快な地図ではなくポイントだけ抑えたぼやけたものである。方向音痴の規定が難しく、俗に地図が読めないのを直すためには、東西南北の把握、目立つ物を指標にするなど工夫を凝らすと改善するそうだ。

  • はの さん

    方向音痴について、聞き取り調査や認知心理学をもとにした研究などを散々紹介した後に、でもサバンナで生きてて家を見つけて帰らなきゃいけないわけでもあるまいし、今の日本で方向正確に知って道辿れる能力ってどれだけ大事?みたいなことから紡がれる論理展開は良い意味で笑ってもう大好き。その後、ちゃんと方向オンチの人が陥り易い思考習慣(見事に当てはまった。。)と対応策が書かれている。そして最後には、(対応策を講じても迷ったら)「悪いのは街の方」と書かれている(爆)研究とかなり強い優しさが入り混じっているクセになる新書。

  • くにお さん

    自分も方向オンチの自覚があるので手にとってみた一冊。身に覚えのある身近な経験が、どのような認知能力に由来するのかをある程度知ることができる。認知心理学・認知科学一般のごくごく簡便な入門書として読みやすかった。認知科学としての言語学とも共通する考えも多く、言語の研究もヒトの認知機構の解明なのだということを改めて認識させられた。結局、方向オンチと自覚している人でも、コンピテンス(能力)としての欠陥がある場合は稀で、実はパフォーマンス(能力の発動)の問題であることが多いらしい。少しホッとした。

  • 魚京童! さん

    全ての道はローマに通ず!

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新垣紀子

大阪府生まれ。大阪大学大学院で物性物理学を専攻。1990年にNTT入社。研究所で人のナビゲーション過程の研究を行う。専門は認知科学。2001年4月よりNTT東日本法人営業本部マルチメディア推進部勤務。地理情報システムに関わる業務に従事

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