とんび 角川文庫

重松清

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784043646074
ISBN 10 : 4043646070
フォーマット
出版社
発行年月
2011年10月
日本
追加情報
:
15cm,420p

商品説明

昭和三十七年、ヤスさんは生涯最高の喜びに包まれていた。愛妻の美佐子さんとのあいだに待望の長男アキラが誕生し、家族三人の幸せを噛みしめる日々。しかしその団らんは、突然の悲劇によって奪われてしまうー。アキラへの愛あまって、時に暴走し時に途方に暮れるヤスさん。我が子の幸せだけをひたむきに願い続けた不器用な父親の姿を通して、いつの世も変わることのない不滅の情を描く。魂ふるえる、父と息子の物語。

内容詳細

昭和三十七年、ヤスさんは生涯最高の喜びに包まれていた。愛妻の美佐子さんとのあいだに待望の長男アキラが誕生し、家族三人の幸せを噛みしめる日々。しかしその団らんは、突然の悲劇によって奪われてしまう―。アキラへの愛あまって、時に暴走し時に途方に暮れるヤスさん。我が子の幸せだけをひたむきに願い続けた不器用な父親の姿を通して、いつの世も変わることのない不滅の情を描く。魂ふるえる、父と息子の物語。

【著者紹介】
重松清 : 1963年岡山県生まれ。出版社勤務を経て執筆活動に入る。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞を受賞。話題作を次々に刊行する傍ら、ルポルタージュやインタビュー、週刊誌記事のリライトなども手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    重松清の自身の父親への答礼歌。ここでも当然いつもの重松節。安定しているというか、プロフェッショナルというか。物語は最初の一章を読んだところで、ほぼ最後までプロットが想像できるし、またその通りに進行してゆく。あたかも「フーテンの寅さん」か、「水戸黄門」のように。それでも「ヤスさんの上京」での海雲和尚の手紙には涙がこぼれそうになる。(実はこぼれたのだが)思いっきり通俗的と思いつつも。うまいと思ったのは「由美さん」の章。実に巧みに変化球を投じながら、物語の収束に向けて加速させていくテクニックは、さすがに見事だ。

  • HIRO1970 さん

    ⭐️⭐️⭐️実家借用本。重松さん初級者ですが、この本は今までで一番相性の合うお話でした。愛情というものは鼻を突き合わせている時は深く激しいほど疎ましくすら思えるのに、ひとり遠く離れて見て初めて陽炎のように立ちあがって有り難みが見えてくるものでもあります。子供や孫を視野に入れて漸く見えてくる数十年前の親心もあります。言葉にすべきことと冥途まで黙って抱えて行くことも含めて愛情表現は千差万別で未だに正しく伝える上での迷いの多さを断ち切れぬ私は自分の中のやしゃんに激しくシンパシーを感じました。オススメです。

  • yoshida さん

    お互いに天涯孤独のヤスさんと美佐子さん夫婦。二人に長男のアキラが生まれ人生の幸せを噛み締めるヤスさん。職場での突然の事故で美佐子さんが急逝し、ヤスさんとアキラの親一人、子一人の奮闘の毎日が始まる。不器用で照れ屋なヤスさんのひた向きなアキラへの愛情。そして二人を取り巻く人々の沢山の愛情にふれ、何度も泣かされる。これはアキラの成長とともにヤスさんの成長の物語でもあると思う。様々な事柄に悩むヤスさんとアキラ。彼らを沢山の「手」が支えてくれ、二人は成長すり。不器用ながらも懸命に生きる人々の姿が心に響く作品です。

  • よこしま さん

    お前は海になれ!◆一度TBS版でのドラマを観ていた時も泣きましたが、やはり原作でも涙が出てしまいました。◆ヤスさんは本当に不器用なんだけれど筋の通った、いい父親でしたね。またアキラも、ヤスさん男親一人で育てられたというよりも、飲み屋のたえ子さん、和尚さん一家ら温かい周囲に育てられて、ほんと成長したと思いますよ。美佐子さんも天国から、ずっと安心して見てくれてたんだなと。◆一番泣けたのは、レビュー冒頭に上げた和尚さんが、全員を連れ寒い中での「海に降る雪」の言葉です。本当に温かい人たちばかりでした。

  • のっち♬ さん

    騒々しく、乱暴で、涙脆い父親と温厚で優等生な息子の長い旅路。昭和の不器用な父親を描かせたら他の追随を許さない著者の面目躍如たる傑作。「責任より愛」を訴える部活の挿話も印象的だが何より出色なのは受験編、子離れできない親の寂しさ、哀しさ、愚かさをひりひりする程に表出させている。息子の結婚では、大切なのは子供に自分の幸せを押し付けることではなく「寂しい思いをさせるな」というメッセージ性が集約されている。悲しみも寂しさも知らん顔で呑み込む愛情の海の上で、今日もとんびと鷹は時代遅れで色褪せない物語を紡ぎ出してゆく。

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重松清

1963(昭和38)年、岡山県生れ。出版社勤務を経て執筆活動に入る。’91(平成3)年『ビフォア・ラン』でデビュー。’99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、同年『エイジ』で山本周五郎賞を受賞。2001年『ビタミンF』で直木賞、’10年『十字架』で吉川英治文学賞、’14年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞を

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