「捨てる」という霊性 聖フランチェスコと一遍上人

家田足穂

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784872320725
ISBN 10 : 4872320727
フォーマット
発行年月
2010年12月
日本
追加情報
:
19cm,196p

内容詳細

フランチェスコと一遍のこの世における願いは、すべての被造物全体、森羅万象が神や仏を称え、差米なく救われる幸福を現世においても、来世においても得ることであった。そのために「平和の挨拶」と福音を伝え、また、「南無阿弥陀仏」の念仏勧進によって救われた歓びを確実にしようとした。何ももたず、何も欲さず、ただひたすら捨てることで導かれたよろこびと安らぎの境地。

目次 : 1 現代に生きる聖フランチェスコと一遍上人―今なぜという問い(「われわれ」はどんな時代に生きているのか/ われわれは何処から来た何者であるのか/ 今なぜ、聖フランチェスコと一遍上人なのか)/ 2 捨てることによって何を得たか―フランチェスコと一遍の「回心」(フランチェスコの回心/ 一遍の回心)/ 3 生きることの根底と究極は何か―フランチェスコと一遍の相似と接点(根底にある「清貧」無所有と「一切捨離」/ 霊性の究極にあるもの/ キリスト教と仏教―比較思想の意味するところ)/ 4 あらゆる階層の人たちと共に生きる―フランチェスコと一遍に出合った人々(「平和の挨拶」を受けた人々/ 「念仏札」を受けた人々)/ 5 われわれは何処へ行くのか―捨てることによる喜びと平和(喜びの中へ/ 「力への信仰」を超えて/ 正義に必要なもの/ 真の平和を実現するために)

【著者紹介】
家田足穂 : 1932年生まれ。上智大学文学部史学科卒業。同大学大学院西洋文化研究科修了(文学修士)。2002年まで南山短期大学教授(キリスト教文化史・比較思想)、2005年まで同短期大学非常勤講師(ヨーロッパ芸術論・比較思想)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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人物・団体紹介

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家田足穂

1932年生まれ。上智大学文学部史学科卒業。同大学大学院西洋文化研究科修了(文学修士)。2002年まで南山短期大学教授(キリスト教文化史・比較思想)、2005年まで同短期大学非常勤講師(ヨーロッパ芸術論・比較思想)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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