北の縄文人の祭儀場・キウス周堤墓群 シリーズ「遺跡を学ぶ」

大谷敏三

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784787710444
ISBN 10 : 4787710443
フォーマット
出版社
発行年月
2010年12月
日本
追加情報
:
21cm,93p

内容詳細

石狩低地帯南部の落葉広葉樹林の中、直径数十メートルにおよぶ巨大な竪穴を掘り、その排土を周囲に盛って環状の土手で囲んだ縄文後期の墓地が今も地上に姿をとどめている。この大土木工事から北の縄文社会を探る。〈受賞情報〉毎日出版文化賞企画部門(第65回)

【著者紹介】
大谷敏三 : 1949年、北海道生まれ。駒澤大学文学部歴史学科卒業。千歳市教育委員会、千歳市勤務を経て、2010年3月退職。元千歳市埋蔵文化財センター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 月をみるもの さん

    千歳空港の近くにある、のちの円墳の元祖(?)とも言える、周囲に堤をめぐらせた大規模な集合墓=キウス集堤墓。300mほど南西にあるキウス第四遺跡のネクロポリスとして構築されたと考えられている。さらに南の美々遺跡からは、糸魚川起源のヒスイも出土しており、縄文時代後期にすでに交易圏が本州中部に達していたことを示している。

  • 月をみるもの さん

    せっかく空港に近いのだから、カリンバとともに立ち寄るチャンスをつくりださなくてはならない。今なら、まだ紅葉してるかな。。

  • いくら丼 さん

    んんー……北黄金貝塚公園のお土産その1(キウスではない。あそこで書籍は売っていない)。キウス周堤墓群自体というより、時代や地域を広く取って周辺遺跡を見ていく中で、キウス周堤墓群を位置づけていく試みの雰囲気。ゆえに、縄文一般とか、北海道や千歳の遺跡群や地理をあまり知らないと、イメージしにくいかも。巻頭付近に挿入の地図が役に立つので、参考にしながら読むと良さそう。ところで本編最後は「他界観の変化」で締められているんだが、そもそも変化以前に他界観の登場はどこなのか。埋葬イコール他界観の発生とも限らないだろう。↓

  • 笛吹岬 さん

    北海道千歳空港近くにある縄文後期後葉のキウス周堤墓群。最大のもので、径74mにおよぶドーナツ状の盛土の遺跡。北東北から道南にある環状列石からの影響があるとのことだが、その繋がり・関係性は理解できなかった。とはいえ、このシリーズらしく、研究史を簡潔かつトータルに叙述されているのは、専門外の人にも取っつきやすい。

  • yanapong さん

    本文中にある4号→1号←3号の構築順は、逆ではないか。周堤の切れる状況もそうだが、何より「円形」を墓域に選んだ彼らが、望む大きさの周堤を狭い(円が描ききれない)場所に無理矢理押し込めるようなことができるだろうか。この順番なら1号はもっと小さくなるだろう。

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大谷敏三

1949年、北海道生まれ。駒澤大学文学部歴史学科卒業。千歳市教育委員会、千歳市勤務を経て、2010年3月退職。元千歳市埋蔵文化財センター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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