ルネサンスの異教秘儀 晶文社オンデマンド選書

目次 : 秘儀の言語/ 詩的神学/ セネカの三美神/ ピコ・デルラ・ミランドラのメダイヨン/ オルフェウスと盲目の愛・賛美/ 徳と快楽の和解/ 「成熟こそすべて」/ ボッティチェルリの『プリマヴェーラ』/ ヴィーナスの誕生/ 聖愛と俗愛/ 死の神としてのアモール/ 皮を剥がれたマルシュアス/ ミケランジェロのバッカス的秘儀/ パンとプロテウス/ 隠れたる神/ 方法をめぐる省察/ 補遺

【著者紹介】
エドガー・ウィント : １９００年、ベルリン生まれ。父はロシア系のユダヤ人商人。二十歳のとき、ハンブルク大学で、パノフスキーの指導を受け、二十七歳のとき、アビ・ヴァールブルクに出会う。３３年、ドイツを去る。３４年から３９年まで、ロンドンのウォーバーグ研究所副所長。のちアメリカに移り、ニューヨーク大学、イエール大学などで講義。５５年、オックスフォード大学教授に招かれ、ヨーロッパにもどる。７１年、死去

田中英道 : １９４２年、東京生まれ。東京大学文学部卒業。東北大学文学部教授。専攻は西洋美術史

藤田博 : １９４８年、栃木県生まれ。東北大学文学部卒業。宮城教育大学教授。専門は、シェイクスピア

加藤雅之 : １９５８年、岐阜県生まれ、京都大学文学部卒業。神戸大学国際文化学部専任講師。専門は、一九世紀イギリスの小説（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）