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Complete Symphonies : Roberto Paternostro / Reutlingen Wurttemberg Philharmonic (11CD)

Bruckner (1824-1896)

User Review :4.5

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
232766
Number of Discs
:
11
Label
:
Format
:
CD
Other
:
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Product Description

激安ブルックナー交響曲全集!
大聖堂のライヴ録音で味わう荘厳なサウンド!


第0番から第9番までの10曲の交響曲と、ブルックナーの指示通り、第9番の後に演奏された宗教音楽「テ・デウム」を収録したCD11枚組で、ドイツのANTESレーベルからリリースされていた全集音源を、同じくドイツのメンブランが権利を得て激安で発売するという好企画。
 この全集は、17世紀に建てられたドイツ最大のバロック式バジリカであるヴァインガルテン・バジリカで1997年から2006年にかけておこなわれた演奏会のライヴ録音を集めたもので、大聖堂の豊かな響きもあり、ブルックナー的な荘厳な雰囲気がよく伝わってくるのがポイントとなっています。
 ゲネラルパウゼの説得力、アダージョ楽章の深々とした音響など内容は実に素晴らしいもので、ノーヴァク版を基準とした適切な楽譜の選択も含め、魅力満載の激安ボックスとして強烈な存在感を誇ります。
 指揮のロベルト・パーテルノストロは、1957年にウィーンに生まれたオーストリアの指揮者ですが、名前からもわかるようにイタリア系で、ヴェネツィアの家系ということです。彼は、ハンス・スワロフスキーやジェルジ・リゲティに師事、カラヤン晩年のアシスタントを務めていたこともあり、1991年にはヴュルッテンベルク・フィルの首席指揮者に就任しています。

【収録情報】
アントン・ブルックナー
DISC1
交響曲第1番ハ短調 WAB.101[リンツ稿/ノーヴァク版][52:47]
 I. Allegro [13:14]
 II. Adagio [14:52]
 III. Scherzo: Lebhaft. Schnell [09:27]
 IV. Finale: Bewegt, feurig [15:14]

 録音:2004年7月10日
 プロデューサー:ジークベルト・エルンスト

DISC2
交響曲第2番ハ短調 WAB.102[1877年稿/ノーヴァク版][58:02]
 I. Moderato [18:39]
 II. Andante: Feierlich, etwas bewegt [14:49]
 III. Scherzo: Mäßig schnell [07:08]
 IV. Finale: Ziemlich schnell [17:26]

 録音:1997年7月26日
 プロデューサー:ウーテ・ヴェルツェル
 エンジニア:シッジ・メーネ

DISC3
交響曲第3番ニ短調 WAB.103[1889年稿/ノーヴァク版][56:06]
 I. Mäßig bewegt [21:54]
 II. Adagio, bewegt, quasi Andante [15:12]
 III. Scherzo: Ziemlich schnell [06:51]
 IV. Finale: Allegro [12:09]

 録音:1998年7月18日
 プロデューサー:ウーテ・ヴェルツェル
 エンジニア:シッジ・メーネ

DISC4
交響曲第4番変ホ長調 WAB.104『ロマンティック』[第2稿/ノーヴァク版][67:12]
 I. Bewegt, nicht zu schnell [17:35]
 II. Andante, quasi allegretto [14:49]
 III. Scherzo: Bewegt. Trio: Nicht zu schnell [11:09]
 IV. Finale: Bewegt, doch nicht zu schnell [23:39]

 録音:1999年7月17日
 プロデューサー:ヴォルフガング・ローテ
 エンジニア:ノルベルト・クレーフェコルン

DISC5
交響曲第5番変ロ長調 WAB.105[ハース版][78:14]
 I. Adagio. Allegro [21:46]
 II. Adagio [18:50]
 III. Scherzo: Schnell [13:33]
 IV. Finale: Adagio. Allegro [24:05]

 録音:2001年6月23日
 プロデューサー:ジークベルト・エルンスト
 エンジニア:クリストフ・ヴルスター

DISC6
交響曲第6番イ長調 WAB.106[ノーヴァク版][59:00]
 I. Maestoso [16:33]
 II. Adagio: Sehr feierlich [19:07]
 III. Scherzo: Ruhig bewegt, etwas gemessen [08:40]
 IV. Bewegt, doch nicht zu schnell [14:40]

 録音:2003年7月5日
 プロデューサー:ジークベルト・エルンスト

DISC7
交響曲第7番ホ長調 WAB.107[ノーヴァク版][62:36]
 I. Allegro moderato [20:07]
 II. Adagio: Sehr feierlich und sehr langsam [21:10]
 III. Scherzo: Sehr schnell [09:50]
 IV. Finale: Bewegt, doch nicht zu schnell [11:29]

 録音:2000年7月15日
 プロデューサー:ティルマン・イェルンス
 エンジニア:アドリアン・フォン・リプカ

DISC8-DISC9
交響曲第8番ハ短調 WAB.108[ノーヴァク版][83:29]
 I. Allegro moderato [17:13]
 II. Scherzo: Bewegt, lebhaft [14:24]
 III. Adagio: Feierlich langsam, doch nicht schleppend [28:37]
 IV. Finale: Feierlich, nicht schnell [23:15]

 録音:2002年7月13日
 プロデューサー:ローラント・キストナー
 エンジニア:ブリギッテ・ヘルマン

DISC10
交響曲第9番ニ短調 WAB.109[ノーヴァク版][61:52]
 I. Feierlich, misterioso [25:36]
 II. Scherzo: Bewegt, lebhaft [10:45]
 III. Adagio: Sehr langsam, feierlich [25:31]

 録音:2005年7月23日
 プロデューサー:ジークベルト・エルンスト

DISC11
テ・デウム WAB.45 [23:01]
 Te Deum (Allegro moderato) [06:30]
 Te ergo (Moderato) [02:51]
 Aeterna fac (Allegro moderato,feierlich, mit Kraft) [01:37]
 Salvum fac (Moderato) [06:32]
 In te Domine speravi (Mäßig bewegt) [05:31]

 録音:2005年7月23日
 プロデューサー:ジークベルト・エルンスト

交響曲第0番ニ短調 WAB.100[ノーヴァク版][47:13]
 I. Allegro [15:51]
 II. Andante [13:10]
 III. Scherzo: Presto. Trio: Langsamer und ruhiger [07:16]
 IV. Finale: Moderato. Allegro vivace [10:56]

 録音:2006年6月24日
 プロデューサー:ジークベルト・エルンスト
 エンジニア:ペーター・ブラウン
 エンジニア:ブリギッテ・ヘルマン

 バルバラ・クラム(ソプラノ)
 モニカ・ワレロヴィツ(メゾ・ソプラノ)
 マティアス・シュルツ(テノール)
 シュテファン・アダム(バス)
 シュトゥットガルト・フィルハーモニア合唱団
 ヨハネス・クネヒト(合唱指揮)
 ロイトリンゲン・ヴュルッテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団
 ロベルト・パーテルノストロ(指揮)

 録音時期:1997-2006年
 録音場所:ヴァインガルテン・バジリカ
 録音方式:デジタル(ライヴ)

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Comprehensive Evaluation

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ブルックナーの交響曲0〜9番を、1997年か...

投稿日:2025/05/21 (水)

ブルックナーの交響曲0〜9番を、1997年から2006年までの10年間に毎年1曲ずつライブ録音した11枚セット。収録の順序(CDの順序ではない)は、2、3、4、7、5、8、6、1、9、0番。9番と同日に演奏されたテ・デウムも収録されている。鳴った瞬間の音と大聖堂の長い残響とが溶け合って生み出される独特の響きから、音の粒子が宙を舞っているのを見るかのような印象を受ける。ティンパニーがクレッシェンドしながら高速連打したあとの残響は迫力満点。ふわっとした柔らかく暖かい弦の響きも心地よい。全体的に、よく歌うブルックナーであり、この傾向は緩除楽章で顕著。良いのは、3、5〜7番か。8番はテンポの変化や内声の際立たせ方に特徴があり、オケが少し苦しいところもあるものの、曲への想いが伝わってくる。9番3楽章では、初めの方と終わりの方のヴァイオリンの弦の刻み方が独特(弓を遅めに上げ下げしている?)で新鮮。全曲とも、楽章間を編集していないようであり、また、楽章間で調弦せず、すぐに次の楽章に入る。一般に、楽章間で調弦する時間は若干の息抜きにもなっているように思われることに照らして、すぐに次の楽章を開始する本盤の指揮者とオケの集中力の持続には驚く。聴衆は、曲が終わったあとの残響が消えてから拍手を始める。4、6、8番のあとは、盛大な拍手が長めに収録されている(4番のあとは2分半の拍手を収録)。5、7、9番、テ・デウムのあとは拍手なし。指揮者の「シュー」とか「ヒュー」とかいう声がしばしば聞こえて、臨場感がある一方で、たまに耳障りなこともある。指揮者とオケの一生懸命さとブルックナーの音楽に対する純粋な気持ちとが伝わってきて、11枚聴き終えたあとに、良い気分になる。

小川バッハ さん | 宮城県 | 不明

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2011の大震災の避難先で購入、チープなラジ...

投稿日:2023/01/29 (日)

2011の大震災の避難先で購入、チープなラジカセで聴いて居ると、重要な休止前のフォルテで線が揃わないとか締まりのない、酷い演奏に思ったが、暫く後、理想を追求したシステムで再生すると音響、音色、録音の良さにビックリ! 例えば ♯9のピチカートの行進でのヨッフムの激越な気迫等と比べると生温い所も有る、だが、これは最も音の美しいブルックナーとして推薦出来るもの。 兎も角、チープな再生では発音のタイミングが崩れ演奏の真価は判らない、否、それ處か悪く聴こえる、特に、こう云う情報量が多いもの程!詰まり水道の蛇口が詰まって吹き出す様な。それにしても、この録音が暈けて聴こえる向きは装置、再生環境を疑うべきだ。 他方、最近ショパンコンクールの番組を見て居て同じ経験を繰り返した、4位ガルシアの ワルツを深夜、首掛け式のフォンを付け視聴、腑抜けにしか聴こえず、何故これが予選突破か?と疑ったが昼間に再度、スピーカーの音量増で見直すと出場者中、一番に魅力的、と印象が逆転。いやはや、呉々も判断は慌てるべきではない。

憤激居士 さん | 宮城県 | 不明

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レビューを参考に購入して、全て聴きました...

投稿日:2022/07/20 (水)

レビューを参考に購入して、全て聴きました。全部、好みで購入して良かったです。今まで、カラヤン、テンシュテット、ヴァント、朝比奈隆、インバル、ベーム、ヨッフムなど色々と聴きいてきましたが、このCDが一番の好みで、やっとお気に入りを見付ける事が出来ました。宝物です。時には、メジャーより、マイナーも良いものですね〜。

6 さん | 東京都 | 不明

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