DVD

Il Trovatore: Karajan / Vienna State Opera Domingo Cappuccilli Cossotto

Verdi (1813-1901)

User Review :4.5

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
TDBA80880
Number of Discs
:
1
Label
:
Aspect
:
Normal
Color
:
Colour
Format
:
DVD
Other
:
Limited

Product Description

クリエイティヴ・コア
スタンダード・オペラ20 (STANDARD OPERA 20)
初回限定生産 新パッケージ(トールケース)

オペラDVD最強のラインナップを揃えた特別限定企画
 人気の定番オペラ20選をDENON盤新仕様&生産限定のスペシャル・プライスでご提供!
 その数、80タイトル以上。最高水準のオペラ映像を世に送り出し、オペラDVDレーベルのトップ・ブランドの地位を築き上げたTDK DVD CLASSICS。その中から特に反響の大きかったベストセラータイトルを20点選び、新規DENON盤アマレイ仕様&生産限定のスペシャル・プライスでリリースします。
 オペラというジャンルを語る上で欠かせない、珠玉の名作を厳選。「スタンダード」の名にふさわしい名作オペラを最高の舞台で楽しめる、オペラ入門者からコアなファンまで大注目必至の20アイテムです。
 在庫がなくなり次第終了となります。(クリエイティヴ・コア)

スタンダード・オペラ20
ヴェルディ:歌劇『トロヴァトーレ』全曲
ウィーン国立歌劇場 1978年

・ヴェルディ:歌劇『トロヴァトーレ』全曲
 ルーナ伯爵:ピエロ・カップッチッリ
 レオノーラ:ライナ・カバイヴァンスカ
 アズチェーナ:フィオレンツァ・コッソット
 マンリーコ:プラシド・ドミンゴ
 フェランド:ヨセ・ファン・ダム、他
 ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
 演出・指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン

 収録:1978年5月1日 ウィーン国立歌劇場
 収録時間:151分
 画面:カラー、4:3
 音声:LPCM Stereo
 字幕:日本語・イタリア語

*収録内容は現行品(TDBA0088)と同一です。

Customer Reviews

Read all customer reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
★

4.5

★
★
★
★
★
 
16
★
★
★
★
☆
 
3
★
★
★
☆
☆
 
4
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
1970年代後半のウィーン国立歌劇場での大き...

投稿日:2024/11/11 (月)

1970年代後半のウィーン国立歌劇場での大きな話題は何と言っても「カラヤン・フェスティバル」と呼ばれた一連のカラヤンのプロダクションだろう。中でもこの「トロヴァトーレ」は傑出した名舞台だった。あまりにも伝統的なカラヤンの演出は、読み替え演出全盛の現代では、かえって新鮮に見えるから何とも面白い。またカラヤンの演出では舞台装置を手掛けることが多いギュンター・シュナイダー=ジームセンが映像収録を行ない、舞台装置はテオ・オットーが手掛けているのも何だか懐かしい。歌手ではコッソットとカプッチッリの二人がずば抜けて素晴らしい。まさにヴェルディがメゾとバリトンをキーロールに据え、ベルカント・オペラとは異なる性格的なイタリア・オペラを創造したことが、この二人の名歌手の絶唱を聴くと実感出来る。モデル並みの容姿で人気を博したカヴァイバンスカはライヴでこそ実力を発揮する歌手だったので、正規録音は少ないが、こうしてベストフォームが映像として残されたことは嬉しい限りだ。残念なのはドミンゴだ。やはり高音が苦しく、あの「見よ恐ろしい炎を」では最後のアクートを下げているにもかかわらず、雄渾な輝きに不足している。本来はボニゾッリが歌うはずだったが、カラヤンと喧嘩別れしてしまい、急遽ドミンゴが呼ばれたわけだ。しかしマンリーコはドミンゴに相応しい役ではない。どうせならバルトリーニあたりを起用して欲しかったが、ネームバリューでドミンゴが起用されたのだろう。期待外れとしか言いようがない。そのドミンゴの不調をカバーしようとしてか、カラヤンの指揮が尋常でなく燃え盛っている。EMIでのセッション録音とは別人のように生き生きした音楽を生み出し、劇場は興奮の坩堝と化している。当たり前だが、カラヤンもライヴでこそ実力を発揮する指揮者だ。まだまだカラヤンのライヴ発掘は進んでいるとは言えないが、これからもカラヤンのライヴがリリースされることを大いに期待したい。ドミンゴがミスキャストなので減点したいところだが、これ以上の「トロヴァトーレ」の映像はないので星5つにしましょう。

banban さん | 東京都 | 不明

0
★
★
★
★
★
ルーナ伯爵ではバスティアニーニ、レオノーラではカラス、アズチ...

投稿日:2012/07/09 (月)

ルーナ伯爵ではバスティアニーニ、レオノーラではカラス、アズチェーナではシミオナート、マンリーコではコレッリ、フェルランドではザッカリアが私のBESTではありますが、カプッチルリ、コッソット、ドミンゴを揃えたこのディスクはカラヤンの巧みなタクトも加わり最上のトロヴァトーレだと思います。 カラヤンには上記の歌手陣のほとんどを揃えたザルツブルク音楽祭の白熱のライヴ録音もありますが、録音の事、映像の有る無しを考え併せると、このDVDに軍配をあげざるをえません。 こんなに素晴らしいトロヴァトーレの映像を我々に残してくれたカラヤンに感謝します。 ありがとうございました。

れいくー さん | 奈良県 | 不明

4
★
★
★
★
★
マンリーコがドミンゴ、レオノーラがカバイ...

投稿日:2012/03/09 (金)

マンリーコがドミンゴ、レオノーラがカバイヴァンスカ、アズチューナがコソット、ルーナ伯爵にカップチッリ、そしてフェランドにファン・ダムという超豪華メンバー。 CDのスタジオ録音でもないのによくこれだけ揃ったものです。しかもこのときマンリーコは別のテノールが歌うはずだったのが急遽ドミンゴに変更になったというから二度びっくり。 まずカラヤン指揮のウィーン国立歌劇場管弦楽団の反応がいい。ヴェルデイのいきいきとした旋律を見事に(のりのりで)演奏している。 ウィーン国立歌劇場合唱団にしても演奏も演技もいい。特に第一幕。 ただ第二幕のこれはカラヤンの演出の問題だろうが、合唱団の配置(立ち位置)が詰まりすぎていて舞台を観ていてごちゃごちゃした分かりにくいものになっている。しかも合唱団の役はジプシーなので、その衣装が暗くよけいにそう感じてしまう。 間が空きすぎてもいけないし、離れすぎると歌いにくかったりするのだろうか? それとも映像で観ているからそう感じるのだろうか? 難しいところだ。 DVDの映像監督はブライアン・ラージが多いが、ここではギュンター・シュナイダー=ジームセン。カメラ・ワークがとてもよかった。 あまり関係ないことだが幕を閉めるタイミングが若干速いような気がする。 この作品のタイトルは「イル・トロヴァトーレ」つまり吟遊詩人だが、本当の主人公はアズチューナなのだろうか? コソットの歌唱がすさまじく、アズチューナの役が要求するものを見事に歌い切り、演じている。

ユローヂィヴィ さん | 大阪府 | 不明

4

Recommend Items