モハメド・アリー ブラック・アメリカン・ファイター

人種差別、「イスラムの民」入信、徴兵拒否によるボクシング界追放、反戦の気運のなかでのリング復活、パーキンソン病、アトランタ・オリンピック聖火台での勇姿…。数かずの困難と戦いつづけてきた彼の軌跡を平易な文章でたどる、アリー伝決定版。

目次 : １　緑のビロードの女/ ２　ルイビル時代/ ３　鼓動/ ４　入信/ ５　テクニカル・ノックアウト/ ６　追放/ ７　復活/ ８　最も偉大な男/ ９　盛衰/ 解説　栄光への険しい道

【著者紹介】
ジャック・ルメル : フリーランス・ライター。ラングストン・ヒューズの伝記、マルコムＸの伝記（邦訳が、中村直也＋宝島・編『アメリカでもっとも怒れる男　マルコムＸ』〔ＪＩＣＣ出版局〕に「ミリタント・ブラック・リーダー」〔岡本恵美訳〕として所収）、アメリカのミュージシャン、ドクター・ジョンとの共著になるドクター・ジョンの自伝（邦訳『フードゥー・ムーンの下で』〔森田義信訳、ブルース・インターアクションズ〕）などの作品がある

国代忠男 : １９６０年岡山県生まれ。『アメリカ文学研究』、『Ｔｈｅ　Ｊｏｕｒｎａｌ　ｏｆ　Ｆｌｏｒｉｄａ　Ｌｉｔｅｒａｔｕｒｅ』などに論文を発表。翻訳書に『ジャッキー・ロビンソン物語』（リチャード・スコット著、筑摩書房）、ノンフィクションに『ブルックリン・ドジャーズの来日』（『ちくま』）がある。アメリカ学会などの会員であり、またＩＭＡＤＲ（反差別国際運動・国連ＮＧＯ）の会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

ジャック・ルメル

フリーランス・ライター。ラングストン・ヒューズの伝記、マルコムＸの伝記（邦訳が、中村直也＋宝島・編『アメリカでもっとも怒れる男　マルコムＸ』〔ＪＩＣＣ出版局〕に「ミリタント・ブラック・リーダー」〔岡本恵美訳〕として所収）、アメリカのミュージシャン、ドクター・ジョンとの共著になるドクター・ジョンの自伝

プロフィール詳細へ