真夜中の青い彼方 文春文庫

ジョナサン・キング

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167705299
ISBN 10 : 416770529X
フォーマット
出版社
発行年月
2006年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,404p

内容詳細

静かな夜の川で私が発見したのは、連続幼児誘拐殺人の新たな被害者だった。事件への関与を疑われた私が単身で調査を始めた矢先、またも子供が消えた。その子の命を救い、深い森に潜む悪鬼を狩るべく、私は捨て身の戦いを挑む―。自責の念を抱えて森に隠棲する元刑事の苦闘。端整な文体の底に熱い血の脈打つ正統ハードボイルド。

【著者紹介】
ジョナサン・キング : アメリカ、ミシガン州生まれ。フィラデルフィア・デイリー・ニューズ紙を皮切りに、20余年にわたり、主に犯罪と刑事裁判を専門とする記者として活躍。2002年、『真夜中の青い彼方』で作家デビュー。端整で静かな文体で綴られた近年稀な正統ハードボイルドたる本作は、アメリカ探偵作家クラブ最優秀新人賞を受賞するなど、高い評価を受ける

芹沢恵 : 1960(昭和35)年、東京都生まれ。成蹊大学英米文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • goro@80.7 さん

    ミステリーとしての展開は少ないけど、帯に書かれた「大人のための正統ハードボイルド」の文言に嘘はなかった。エバ―グレースの沼地に隠棲する元警官。カヌーでねぐらに帰るしかないそんな男が主人公で連続誘拐殺人事件に巻き込まれてゆく。黒人弁護士の友人や湿地帯の主のような老翁など脇を固める人物の造形、エバ―グレース独特の自然描写、マイアミの背後に控える広大無辺の土地など匂い立つような文章が素晴らしい。その後も主人公マックスのシリーズが出てるようだが翻訳されておらず残念。こんなに面白いのに文春さん是非お願いします。

  • ほんまる さん

    漢字は難しいけど、話の内容、描写はすごく自然的でいい作品。続シリーズ、出版をお願いしたい

  • さかき さん

    「で、どっちに乗ればいいんだーーーまえか、うしろか?」

  • ルウ さん

    ★2 脇役なはずの弁護士が良いキャラすぎて、主人公が霞む。警官を辞職した過去や女性関係もあ りきたり、唯一の特技っぽいのがボート漕ぎって…地味すぎるw エバーグレーズの鬱蒼とした湿地らしい雰囲気は堪能できるが、行ってみたくはならない。

  • いぬすけ さん

    舞台となっているフロリダの自然豊かな湿地帯の描写は良かった。ストーリーはいまひとつ。主人公のハードボイルドさも、あっさり女に浮ついてる辺りで魅力が半減。もうちょっと正義感な感じか、じゃなかったら毒を濃くしたキャラクターだったら面白かったかも。吃音の弁護士がキャラ立ちしててよかった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ジョナサン・キング

アメリカ、ミシガン州生まれ。フィラデルフィア・デイリー・ニューズ紙を皮切りに、20余年にわたり、主に犯罪と刑事裁判を専門とする記者として活躍。2002年、『真夜中の青い彼方』で作家デビュー。端整で静かな文体で綴られた近年稀な正統ハードボイルドたる本作は、アメリカ探偵作家クラブ最優秀新人賞を受賞するな

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品